【連載】ボイトレの???(ハテナ)にこたえる 声と歌の小泉クリニック
小泉 誠司
ニューベリーサウンド
突然ですが、野球のピッチャーの練習において「遠投」というメニューがあります。ゲームではピッチャーはマウンドからホームベースまでの18.44m、ボールを投げるわけですが、練習において、いきなりその距離を投げる練習をするピッチャーはいないと思います。
知人にプロ野球のピッチャーがいることもあり、東京ドームや札幌ドームでのゲーム前の練習を見ることがありますが、まずは柔軟運動やストレッチ、それから遠投を行なう投手が多く、一流のピッチャーほど入念に遠投を行なっていると感じています。
“ボイトレと野球とどんな関係?”と思われる方が多いと思いますが、第31回:「声の質量アップ」が腹式呼吸マスターへの近道で、「ボールを投げること」も「声を出すこと」も、どちらも「物理的動作」、「声の極意」は「遠くの人に声を届ける」……と説明しました。
同じ「物理的価値観」であるなら、
「プロ」のピッチャーが「遠投」の練習を重要視するように、
「プロ」の歌手を目指す人も「声の遠投」を行なうべきなのです。
●球速アップ
●変化球のキレの向上
●球の伸び
●コントロールの安定
野球の遠投において、上記のレベルがアップするように、「声の遠投」を行なうことで、多くの人が持つ歌の悩みや問題点が解決されます。
●球速アップ→声量アップ
●変化球のキレの向上→表現力の向上
●球の伸び→ビブラート
●コントロールの安定→音程の安定
なぜ「声の遠投」で成果が出るのかと言えば、「成功」か「失敗」なのかがわかりやすい、ということ。
第30回:あなたの腹式呼吸は「ピンポン球」 or 「ゴルフボール」?「ボールは見える」で、「ボールは見える」が「声は見えない」。人は「見えない」をリアルに感じることは難しいもの、すなわち「失敗か成功かを判断する」ことは難しい。このことが「腹式呼吸」や「発声」を難しいものに思わせてしまっている要因。
と、触れていますが、
「100mの遠投」ができる人とできない人
「100mの遠投」ができる日とできない日
と野球において明確な「成功」、「失敗」がわかり、その目安を元に成長できるように、「声の遠投」を行なうと、いま行なっていることの「成功」、「失敗」がわかるので成果を出しやすい、ということです。
声の遠投をやってみよう!
では「声の遠投」を「蛍の光」を例に具体的に説明していきましょう。歌詞の語尾を「めいっぱい伸ばす」だけ……いたって簡単です。
「蛍の光」(作詞:稲垣 千穎 作曲:不詳/スコットランド民謡)
蛍の光 窓の雪
書読む月日 重ねつつ
【声の遠投】
ほたるのひかりーーーーーーーーーーーーー
まどのゆきーーーーーーーーーーーーー
ふみよむつきひーーーーーーーーーーーーー
かさねつつーーーーーーーーーーーーー
いつしかとしもーーーーーーーーーーーーー
すぎのとをーーーーーーーーーーーーー
あけてぞけさはーーーーーーーーーーーーー
わかれゆくーーーーーーーーーーーーー
「ーーーーーー」は「めいっぱい伸ばす」ということ、目安として最低でも「5秒」は伸ばしてください。
そうするとどうですか? 「気持ちよく伸びるとき」と「途中で引っかかってしまい声が出にくくなるとき」……と、「成功」、「失敗」が明確になるはずです。
「気持ちよく伸びるとき」、自然なビブラートが掛かっていることが多いです。
ビブラートに関して、「震わせよう」という意識が強すぎ、逆に力んでしまい気持ち良く歌えない人を多くに見かけます。
【声の遠投】の目的をビブラートとはしていないことで盲目的にはならず、良いほうに作用、結果自然なビブラートを生んでくれるのです。
多くの人は、歌のフレーズの終わりには、無意識の内に声を弱めています。例えば1小節間、声を伸ばすとして、1小節の終わりに声が「終始」するようになってしまっています。
フレーズの最後の音は「最後に発声する音」であって「最後に終わる音」ではないのです。
威力のないボールの表現に「ホームベース前でボールがお辞儀をしている」とよく言われますが、声も同じです。
多くの方の声は「フレーズの最後の時点でお辞儀している」状態になってしまっているのです。これではビブラートはおろかニュアンスを出すことはできません。
【声の遠投】を行なうことで、元の時間軸、すなわち元々の語尾の長さに戻して歌っても、声が本来の力を持ち、
●声量アップ
●表現力の向上
●ビブラート
●音程の安定
……などの精度を上げてくれるのです。
声の遠投(母音編)
次に応用編ということで、下記【声の遠投(母音編)】にも挑戦してみてください。音を伸ばす代わりに「母音」を入れるのです。
【声の遠投(母音編)】
ほおたあるうのおひいかありいいいいいいいいいいい
まあどおのおゆうきいいいいいいいいいい
ふうみいよおむうつうきいひいいいいいいいいいい
かあさあねえつうつうううううううううう
いいつうしいかあとおしいもおおおおおおおおおおお
すうぎいのおとをおおおおおおおおおおお
ああけえてえぞおけえさあはああああああああああ
わあかあれえゆうくうううううううううう
【声の遠投(母音編)】を行なうと、ビブラートが気持ちよく掛かるだけでなく、「表現力」もアップします。
普段私たちが話している「日本語」には「母音」が自然に入っているのに、歌詞カードには母音が書かれていない……すなわち「簡略された日本語の歌詞カード」を、「元の日本語の歌詞カード」に戻せているからです。
私の著書『〜ボイトレの”当たり前”は間違いだらけ!? 〜すぐに歌がうまくなる「新常識」』(リットーミュージック)の45ページ、 新常識⑩「ビブラートは声をリピートさせるもの」で説明していますので、よかったら参考にしてください。付属のサンプルCDでは、手本が聴けますので、参考になると思います。
【声の遠投】、【声の遠投(母音編)】のやり方がわかったら、好きな曲でも試してみてください。
本コラムの執筆者
小泉 誠司
ニューベリーサウンド
小泉 誠司(コイズミ セイジ)
ボイストレーナー/作編曲家。米バークリー音楽大学卒。帰国後数々のアーティストの作編曲&プロデュースする一方、ボイストレーニング等新人育成にも力を注ぎ、数多くのアーティストをデビューさせた実績を持つ。
伝説のTVオーディション『ASAYAN』はじめ、数々のオーディションでレッスンや審査を行なうほか、機動戦士ガンダムの主題歌作曲も手がけるなど、多様なメディアで活躍。医療機関でのセミナーも多数、医学的見地に基づいた指導には著名アーティストや人気俳優&声優はじめ、セミナー講師、医師、弁護士など各方面からの信頼も厚い。テレビ東京『〇〇式って効くの?歌下手が3時間で…激変!?』など、TV出演や監修も多数。
著書に『ボイトレの“当たり前”は間違いだらけ!? すぐに歌がうまくなる「新常識」』(リットーミュージック)、『人生を変える「勝ち声」「負け声」 あなたを救う「声の法則」教えます ! 』(リットーミュージック)、『1分でいい声になる! 』(自由国民社 )などがある。
本コラムの記事一覧
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第1回:ボイストレーナーがいなくなればよい!
2022.03.14
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第2回:「腹筋を鍛えよう!」は合ってるの?
2022.03.21
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第3回:「笑う者には、腹式呼吸来たる」
2022.03.28
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第4回:いざ本番!日頃の「お笑い発声法」があなたを救う!
2022.04.4
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第5回:「もも上げ」で腹式呼吸は簡単になる!
2022.04.11
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第6回:毎日の「アレ」をやれば腹式呼吸がマスターできる!
2022.04.18
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第7回:「お腹を膨らませて声を出して」は合ってるの?
2022.04.25
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第8回:今夜はお風呂に入ろう。遊びながら腹式呼吸がわかります!
2022.05.2
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第9回:今夜もお風呂に入ろう! さらに腹式呼吸が楽しくなります!
2022.05.9
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第10回:「ため息」をつけば腹式呼吸がマスターできる!?
2022.05.16
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第11回:魔法の度数45°で呼吸はラクになる!
2022.05.23
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第12回:腹式呼吸はストローで簡単にマスターできる!
2022.05.30
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第13回:プロとアマの違いは発声スピードにあり。ストローで簡単解決!
2022.06.6
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第14回:「万歳三唱」で運気も歌もアップさせよう!
2022.06.13
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第15回:「アゲアゲ・カタカタ」すれば、呼吸も声もよくなる!
2022.06.20
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第16回:「頭のてっぺんから声を出して」ってどういうこと?
2022.06.27
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第17回:頭のてっぺんから声を出したければ、バースデーケーキのロウソクを消そう!
2022.07.4
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第18回:「ブーーーー!」……ブーイングで声はさらに出やすくなる!
2022.07.11
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第19回:声が見えればいいのに!
2022.07.18
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第20回:「声を見る」ための工作の時間がやってきました!
2022.07.25
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第21回:「着火剤メソッド」で声は力強く、そして心は熱くなる!
2022.07.31
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第22回:ここだけの話……皆が知らない発声に不可欠なもの教えます!
2022.08.8
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第23回:着火剤メソッド第3弾「ボッー編」、恐ろしいほど簡単に歌いやすくなる!
2022.08.15
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第24回:「ダマナバメソッド」であなたは「通る声」になれる!
2022.08.22
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第25回:早口言葉を攻略したけりゃ「濁音まみれメソッド」やるしかない!
2022.08.29
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第26回:「腹式呼吸」でもっと得できるのに、もったいないことをしていませんか?
2022.09.5
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第27回:「濁音まみれメソッド」をやれば腹式呼吸は完璧になる!
2022.09.12
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第28回:日本語の濁音( ” )が、腹式呼吸に悩むあなたを救う!
2022.09.19
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第29回:「美濁音」で声も滑舌も良くなり腹式呼吸も上達できる!
2022.09.26
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第30回:あなたの腹式呼吸は「ピンポン球」 or 「ゴルフボール」?
2022.10.3
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第31回:「声の質量アップ」が腹式呼吸マスターへの近道
2022.10.10
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第32回:「濁音+美濁音」で「早口言葉」克服! 歌も別次元で歌いやすくなる!
2022.10.17
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第33回:ビブラートをマスターしたい人、「声の遠投」やるべし!
2022.10.24
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第34回:「歌に感情がこもっていない」は「心」ではなく「日本語」の問題!
2022.10.31
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第35回:子供の時やってたアレで「歌が平坦」を解決できる!?
2022.11.7
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第36回:大きな口で歌うと声が「だだ漏れ」で、もったいない!
2022.11.14
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第37回:ビブラートは「ミゾオチをさすれば」解決できる!
2022.11.21
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第38回:ビブラートなんか怖くない! なぜなら自然現象だから!
2022.11.28
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第39回:ビブラート達人「音叉」を真似ればビブラートは簡単!
2022.12.5
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第40回:ビブラート、語尾だけ掛かっていて良いの?
2022.12.12
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第41回:「声が出やすい、声が出にくい」……そのメカニズム教えます
2022.12.19
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第42回:バークリーが気づかせてくれた「聴くことの大切さ」
2022.12.26
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第43回:「腹話術」で歌えると、アレができるようになる!
2023.01.9
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第44回:コレができると腹話術マスターできます
2023.01.16
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第45回:コレをやったら高い声が出せなくなる!
2023.01.23
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第46回:コレをやめたら高い声が楽に出せる!
2023.01.30
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第47回:高い声を出したきゃ「自分のキー」を知るべし!
2023.02.6
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第48回:「高いところを歌える」ことが手品だとしたら……
2023.02.13
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第49回:「いくらなんでも高すぎて歌えない曲」を歌える秘策教えます
2023.02.20
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第50回:コレで解決! 謎アドバイス「裏を感じて」、「グルーヴを出して」
2023.02.27
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第51回:花粉症に負けない発声法、教えます
2023.03.6
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第52回:腹式呼吸は笑顔から
2023.03.13
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第53回:カラオケの点数が劇的アップ、タイパ練習法はコレだ!
2023.03.20
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第54回:作曲家に学ぶ「歌の表現力アップ」上達法
2023.03.27
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第55回:「音痴」という言葉はやめよう!
2023.04.3
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第56回:腹式呼吸をマスターしたければ、お腹は引っ込めてはいけない!
2023.04.10
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第57回:あなたは「本当の声」を出していない!
2023.04.17
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第58回:絶対にやってはいけない練習法、やっていませんか?
2023.04.24
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第59回:歌っていて喉が痛くなりませんか? 解決法を教えます
2023.05.1
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第60回:あなたの声、通っていますか?
2023.05.8
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第61回:このままだと喉を壊してしまいますよ
2023.05.15
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第62回:あの美声俳優に託した奥義「声を武器にする」をあなたにも!
2023.05.22
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第63回:カツゼツ、噛んでないから大丈夫!? 本当にそれで良いのですか?
2023.05.29
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第64回:ボイトレなのに発声練習をしない!?
2023.06.5
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第65回:練習したいのにできない……時間や場所に悩む方への処方箋です
2023.06.12
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第66回:「鼻声」は放置すると危険! 簡単な治し方教えます
2023.06.19
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第67回:「通る声になりたい!」……マスクも使い方次第で味方になる!
2023.06.26
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第68回:「腹式呼吸」の呪縛から解放します!
2023.07.3
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第69回:巷に溢れるウソの「腹式呼吸」をやめれば「力み」、「緊張」から解放される!
2023.07.10
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第70回:腹式呼吸、そろそろ腹筋を忘れませんか!?
2023.07.17
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第71回:謎アドバイス「腹から声を出せ」では腹式呼吸にはなりません!
2023.07.24
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第72回:それってプロはやっていないよ。──ビブラート編
2023.07.31
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第73回:鼻呼吸をすると腹式呼吸ができない!
2023.08.7
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第74回:「忙しくて練習時間がない」と言い訳をする前にコレをやってください!
2023.08.14
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第75回:「忙しくて練習時間がない」というあなた、歩きましょう! 歌がうまくなるので。
2023.08.21
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第76回:ど真ん中の質問です。「腹式呼吸」を本当に理解できていますか?
2023.08.28
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第77回:寝ると腹式呼吸がマスターできる!
2023.09.4
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第78回:喉に負担をかけない「声の出し方」お教えます!
2023.09.11
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第79回:歌うときにブレスはしてはいけない!
2023.09.18
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第80回:「喉を大きく開けて歌おう」はやめて歌おう!
2023.09.25
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第81回:早口をやめるとオーディションにも合格、成功できる!
2023.10.2
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第82回:喉の不調はコレで解決!
2023.10.9
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第83回:歩きながら腹式呼吸できる練習教えます
2023.10.16
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第84回:「通る声」になりたければ声帯の負担を減らそう
2023.10.23
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第85回:あなたはもうすでに緊張している。なのでうまく歌えないのです。
2023.10.30
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第86回:声量アップしたければ「大声を出そう」と思ってはいけない!
2023.11.6
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第87回:こうすれば歌はうまくなる! 滑らかな発声のヒントはバイオリンにあり!
2023.11.13
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第88回:鼻呼吸したければ、大きな口を開けてはいけない!
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2023.11.27
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【ボイトレ】「歌う喉」に良いもの、悪いものは?/連載「ボイトレの???(ハテナ)にこたえる声と歌の小泉クリニック:第90回」
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