「合格」の文字が見えたときは疑ってしまいました（笑）

──ここからは『超人気アニソンクリエイター!!小野寺祐輔 楽曲提供オーディションイベント』について聞かせてください。まずはグランプリ、おめでとうございます１

はるぴぴ　ありがとうございます！

──「やらない後悔より挑戦したい」という投稿もありましたが、本イベントのどんな部分に惹かれましたか？

はるぴぴ　もともとこのイベントの前に、先ほど言った公式アンセムソングのメインヴォーカル権のイベントに参加していました。でもそのときは６人のヴォーカルで、私はソロパートがなくてサビだけの参加だったので、「ソロでも歌ってみたい」という想いが溢れてきて……。そんな中での今回のイベントだったので「絶対やりたい！」と思ったんです。ただ、ひとつ前のイベントでたくさん応援していただいたので、無理をしてくださったリスナーさんもいるし、今回はタイミング的にもやめたほうがいいんじゃないかとすごく考えました。でもやっぱり挑戦したくて、みんなの応援を形として残そう！と決断しました。

──イベント期間中に特に気をつけたことは？

はるぴぴ　できるだけ配信の時間を作ったり、応援したいと思ってもらえるような配信を心がけて、歌を届けたり、このイベントに賭ける想いを伝えるようにしました。あと、ボーナス日や中間発表日、最終日に盛り上がりを持っていけるよう、みんなで一緒に考えながらやっていましたね。

──モチベーションのキープとかそういったところはうまくコントロールできましたか？

はるぴぴ　イベント中は本当にたくさんの方が遊びに来てくださったので、落ち込むこともそんなになかったです。今まで参加したイベントでは、ちょっと人が少なくてヘコむこともあったんですけど、今回は「勝ち取りたい！」という強い思いがあったので、モチベーションが下がることもなく、みんなのおかげもあって、ずっと楽しい気持ちでやり切ることができました。

──特にハイライトとなったシーンを教えてください。

はるぴぴ　最終日の最後の10分はもう本当に思い出深いです。この日は仕事で観られないと言ってた人や、仲のいいライバーさんも含め、ラスト10分でみんな集まってくれたんです。最後の１秒まで何が起こるかわからないのが17イベントなので、負けないように全力の応援をぶつけてくれました。その瞬間は画面も応援で入り乱れるほどで、ずっと心に残ってます。

──「楽曲提供権争奪戦」で見事総合３位となり、オーディション権を勝ち取りました。オーディションはプロフィールシートと歌唱動画による書類審査とのことで。

はるぴぴ　はい。オーディション審査に提出したのが「風をさがして」の歌唱動画だったんですけど、あの曲もリスナーさんたちと一緒に決めたんです。いろいろアイデアを出してもらった上で１曲ずつ歌ったら、ほぼ全員一致であの曲を推してくれて。私の今の配信のスタイルや考え方と曲の世界観も合っていて、めちゃめちゃ気持ちが入る曲だったので、これを歌おう！と決めました。

──改めてグランプリを獲得したときの気持ちを教えてください。

はるぴぴ　「獲ってやるぞ」という気持ちはあったのですが、正直自信はなくて……。なので「合格」の文字が見えたときは疑ってしまいました（笑）。同時にめちゃくちゃ嬉しくて、早くみんなに報告したいって思いましたね。みんなからは「よかったね」、「おめでとう」はもちろん、「はるぴぴなら獲れるって信じてたよ」や「まさか獲れるとは思ってなかった」とか反応はさまざまだったんですけど、私と同じぐらいの熱量で喜んでくれて、それがすごく嬉しかったです。