【連載】『この季節が終わる前に〜わたしと〇〇のはなし〜』

すぅ(SILENT SIREN)

第36回:数年越しに自分が綴った感情に再び向き合う瞬間のおはなし。〜SILENT SIREN・すぅ『この季節が終わる前に〜わたしと〇〇のはなし〜』

蟬が鳴いてからが夏本番だと思っています。

みなさんこんにちは、すぅです。

すぅ
最近のわたし

今年もコラムで夏に触れる時期がやってきました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

こんなにも猛暑続きなのにまだ蝉の鳴き声が聞こえてこないな、なんて考えていたら最近ようやく聞こえてきましたね。

私は蝉が鳴いてから夏本番だと思っています。
今までもかなり暑い日々でしたが序章に過ぎなかったような毎日です。

くれぐれも熱中症には気をつけて、こまめな水分補給をしてくださいね!

ただし水だけの大量摂取は血液中のナトリウム濃度が急激に低下し、低ナトリウム血症を引き起こす中毒症状が起こる可能性もあるので塩分摂取もお忘れなく!
手軽に摂取できる塩分タブレットやスポーツドリンクでも良いと思います。

夏が大好きな私も気をつけながら夏を満喫しようと思います♪

自分が綴った感情に再び向き合う瞬間

さて、先日SNSでドキッとした文章を見かけました。

許す=忘れる、じゃない。
忘れようとすれば、記憶はかえって頭に残る。


大切なのは、痛みを抱えたまま「もうその痛みに振り回されない」と手綱を自分の手に戻すこと。

ふむふむ。

私がコラムの第2回目に綴っていたのがこちら。

”忘れるときが許せるとき”
そして、イコール“解放されるとき”と思っています。


許す=忘れるというのは
許せない自分、許しちゃいけないと思っている自分からの解放だと思っています。

※省略しているので、ぜひ過去のコラムも読んでいただけたら嬉しいです。

めちゃ対峙している!!!

この方の投稿 許す≠忘れる
私の考え 許す=忘れる

同じテーマであり真逆の捉え方をしていたので、この投稿を見たときにハッとしました。こんな捉え方もあるのかと自分の感覚の新しい扉が開いたような気がしました。

今でも、忘れるときが許せるときという考えはあるし許せない自分、許しちゃいけないと思っている自分からの解放だと思っているけど、

それって逆に自分の心を縛り付けて、その信念がずっと過去を束縛してるのではないかと。
そして忘れなければいけないことを課題として執着にすらなってしまっているのではないかと。

この方の投稿のように、痛みを抱えたまま「もうその痛みに振り回されない」こと。という考えに対しても大きく頷けた自分がいました。

忘れることは清々しくとても正当な癒え方ではあるけど、忘れずに背負っていても動じない自分であることもとてもカッコいい姿なのではないかと思いました。

まさか数年越しに自分が綴った感情に再び向き合う瞬間がくるとは。面白いものですね!(笑)

当時の想いを書き記しておいて良かったなと思いました。

私自身、自分の過去のコラムを読み返してはあのときこんな気持ちだったな、こんなことしてたなと振り返ることがあるのでお時間があれば、皆さんもぜひ過去のコラムも読んでいただけたらと思います♡

では今月はこのへんでお別れしたいと思います!
月末には上海、北京でのワンマンライブがあり、それが終われば8月!

私にとって特別な″八月″がやってきます。
来月は何が起こるのか、何を書こうか、今からワクワクしています。

それではまた来月お会いしましょう♡

本コラムの執筆者

すぅ(SILENT SIREN)

すぅ(SILENT SIREN)
1992年12月28日生まれ。福島県白河市出身。本名は吉田菫で、愛称はすぅ。高校2年生のときに上京し、雑誌『CUTiE』などの読者モデルとして活動。2010年にガールズバンド・SILENT SIRENを結成し、ボーカルとギターを担当。同バンドではほとんどの楽曲で作詞も担当し、他アーティストへの楽曲提供も積極的に行なっている。2022年6月には歌手の鈴木雅之のシングル『GIRI GIRI』にゲストボーカルとして参加。2023年6月にデビューしたアイドルグループ・Fuhuaの総合プロデューサーを務めている。アパレルブランドとのコラボレーションも行なっており、音楽活動以外でもセンスを発揮している。

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