「AURORA TOKIO」、「NO」、「Shining One」etc……場内に流れるBMSGアーティストのBGMに心躍らせながら、来たる時を待つ。来場したOUTER（ファンネーム）には、期待と緊張の表情が入り混じり、惜しくもチャンスを逃してしまった全OUTERの気持ちとともに、今から始まるこの特別なステージを全力で見届けようという覚悟さえ感じられた。感染症対策のルール徹底がアナウンスされたのち、会場は静かに暗転。

眩く乱射する照明の光が、ステージの幕に彼のシルエットを映し出す。重厚なギターサウンドが鳴り響く中、一瞬の静寂と共にNovel Coreが登場した。“お待たせ”のクールなひと言が「A GREAT FOOL」を完璧なスタートへと導いていく。噴出する炎の中、内なるエネルギーを解き放つかのごとく、初っ端からフルスロットルで会場を圧倒する。

ドープなビートの「DOG -freestyle- 」で攻撃的なラップを炸裂させたのち、手拍子で一体感を高めた「WAGAMAMA MONDAIJI」へと繋いでいく。

シームレスかつ矢継ぎ早に楽曲群が届けられる中、「WIN feat. AK-69」ではサプライズゲストにAK-69が登場。楽曲制作時、“今AK-69さんとフィーチャリングで名前を並べることは自分にとってとても意味がある”と語っていただけに、ステージで２人並ぶ姿は感慨深くもある。ラップはもちろん最高で、ラストで魅せる２人の問答無用の掛け合いにはぐうの音もでない。

このままゲスト陣との豪華絢爛なステージへと突入。SKY-HIが登場した「PANIC! feat. SKY-HI」では、Novel Coreのセクシーな歌い回しと、SKY-HIの高度なラップで会場を一刀両断し、続く「SOBER ROCK -Remix- feat. SKY-HI」で互いに目を合わせながら、息ぴったりの固い絆を魅せつけた。

ここで次なるサプライズゲストへの伏線映像が流れ、会場に興奮の渦が巻き起こる中、edhiii boiとBE:FIRSTのSOTAが登場。1月18日、３人の誕生日にリリースされた「118」を三者三様のラップで捲し立てる。これほどまでに才能のある３人が同じ共通点のもと集結するBMSG、その無限の可能性にワクワクが止まらない。

そしてSGを迎え届けられた「LOVE SONG feat. SG」では、“友達のBE:FIRSTがやってて楽しそうと思って！”と取り入れたタオル回しと、相性バツグンな2人の歌声が最高にハッピーな空間を演出した。