【高い声を出す!】歌スク講師のワンポイントレッスン! ハイトーン攻略のコツを動画で学ぼう!

文:藤井 徹(Vocal Magazine Web編集部)

特集『高いkeyの曲を歌いたい』の第3弾として、オンライン・ヴォーカル・スクール『歌スク』講師による高音発声のヒントとなる動画をご紹介しましょう。

「高い声を出す」という目的を達成するためには、さまざまな要素が絡んでくるのがボイストレーニングの奥深いところ。
自分に合ったトレーニングを見つけるも良し、のどの仕組みや理論を学ぶも良し。どこかにあなたに合ったヒントが隠されているかもしれませんよ。

ワンポイントレッスンなので、ほとんどの動画は2分程度ですから、毎日繰り返してできるものばかり。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

目次

軟口蓋を意識して高い声を出す!

谷中しおり先生の「天井アタック」(2分33秒)

歌手・ミュージカル俳優としても活躍する谷中しおり先生がオススメするのは、「天井アタック」というトレーニング。ここで言う「天井」とは、おにぎりを食べたときに口の中で海苔がくっついてしまう、軟口蓋という部分です。

【練習方法】
軟口蓋を5秒間上げます。このときにベロが下にぺったり付いている状態が理想です。慣れてくると軟口蓋を使って上手に歌うことができます。
②続いて、この軟口蓋にに向かって声をぶつけるように「あ・あ・あ」と発声してください。
③高音がはっきり出しやすくなってきたら、最後の音を「あ・あ・あーーーー」と伸ばします。ポイントは最後の音が何回も軟口蓋に当たるようなイメージで連続アタックすること。動画に合わせてやってみてください。

天井アタック/谷中しおり

里めぐみ先生の「軟口蓋の上げ下げ」(2分7秒)

仙台のボイストレーナー、里めぐみ先生からは、軟口蓋を自分で上げ下げするコントロール方法を教えてもらいましょう。高い音を出そうとするとき、軟口蓋は下がりやすいので、ここを常に上げていくトレーニングとなります。

【練習方法】
①悲しい顔・泣き顔をして歌うと、軟口蓋が下がって暗い音になります。
②眉毛を上げて口角も上げると、軟口蓋が上がって明るい音になります。
③軟口蓋が上がった②の状態で「ゲ(ge)」という音を使って発声練習をしましょう。そうすると、高い音が出しやすい口の中になっているのです!

軟口蓋の上げ下げ/里めぐみ

あくび発声で高い声を出す!

パリなかやま先生の「あくび発声」(2分8秒)

平成流し組合の代表を務め、2,000曲以上のレパートリーを誇るパリなかやま先生には、声と身体を結びつける「あくび発声」を教えていただきました。「倍音がついて、のどにも無理がなく良い発声」の練習でありつつ、「地声で高いところまで歌う」ための基本になっています。

【練習方法】
①やり方は簡単です。まず「眠い」とシミュレーションしてください。
②「あくび」をするように「あ〜〜〜」と声を出して歌うだけです。音程が上がる際に声がひっくり返りそうになっても良いので、とにかく「力を抜くこと」がポイント! ぜひやってみてください。

あくび発声/パリなかやま

tOmozo先生の「発声について」(11分57秒)

岩手県・盛岡で活動中のボイストレーナー、tOmozo先生の、ミックスヴォイスを含む発声について約12分の特別授業です。少し長めですけど、とてもわかりやすい内容となっています。

「発声」を「カレー」に例えて説明するもので、声を「シャバシャバ」と「ネバネバ」の2つのカレーに置き換えて考えていきましょう。

シャバシャバのカレー=芯がなくて息漏れがしている声
◎ネバネバのカレー=鼻声、鼻詰まりの声

この2つは逆方向の性質なので、それぞれに反対方向のアイテムを入れることで解決に繋がります。

◎シャバシャバのカレーにはルー(ネバネバ成分)を入れてあげる→発声においては「鼻にかける」
◎ネバネバのカレーには水(シャバシャバ成分)を入れて溶いてあげる→発声においては「あくびをする」

次に口の中や喉仏の構造を自作の模型を用いて解説。さらに口の開き方で音の流れを見ていき、「鼻にかける」と「あくび」の動作の違いを確認していきます。

これをボイトレの観点から見ると「鼻にかける=加圧して芯を作る」「あくび=分散・脱力で広がりを作る」という役割となります。ただ、このふたつを同時に行なう練習をしていきます。

【練習方法】

①「鼻にかける動作」と「あくびの動作」を組み合わせるように、「ん〜がぁ〜」と発声してください。「地声」を育て「倍音」を生成する練習にもなります。

発声について/tOmozo

動画の最後はファルセット、ヘッドヴォイス、ミドルヴォイスを繋いでいきます。ぜひ、この動画でしっかりとした理解を深めて「良い高音」を手に入れてください。


ミックスヴォイスを習得する!

昨今のJ-POPのナンバーは本当にkeyが高いものが多くて、地声だけで歌いこなすことは本当に難しいですよね。そこで必須となっているのはミックスヴォイスと呼ばれている歌唱法です。『歌スク』講師のワンポイントレッスンでも、このミックスヴォイスを取り上げている方が多いので、まとめて紹介していきます。

本山nackeyナオト先生の「ハイトーン発声」(1分58秒)

ヴォーカル・マガジン・ウェブの連載『ロック・ヴォーカリスト“THE BIBLE”』でもお馴染みの、本山nackey先生。パワフルなハイトーンを出したいというヴォーカリストに向けてレッスンをしてもらいましょう。

声には「表声(一般に地声と呼ばれる声)」「裏声」の2種類があります。まず「表声」は声帯の表側を使って前に当てていく、「裏声」は頭の上に向けて出すというイメージを持ってください。

なかなか高い声が出ないという人でも、力のない裏声なら発声できると思います。そこから力が出しやすい表声へ移行する中で、「表声と裏声が混ざった音=ミックスボイス」の感覚をつかんでください。

【練習方法】
①まず頭の上に出すイメージで高い音の裏声を出しましょう。そこから音を下げて表声に向かう途中で声を混ぜていきます。「眉間のあたりで止める感じ」を意識してみてください。そこで使っている声がミックスボイスです。さらに声を張ったりエッジを効かせるとロックっぽくなります。
②次に低い音から高い音へ移行する練習もやってみましょう。
③それができたら「低い→高い→低い」と往復させます。できるようになるまで何度も頑張りましょう!

ハイトーン発声/本山nackeyナオト

本山nackeyナオト先生の「タングトリル&リップロール」(1分47秒)

2つ目のレッスンも高音発声には欠かせないので紹介しましょう。世界中でトレーニングのメニューとなっている「タングトリル」「リップロール」です。

「リップロール」は唇を震わせて発声するもので、最初はなかなか難しかったりします。うまくいかない人は、ほっぺたを中に入れたりするとやりやすくなるのでやってみてください。

「タングトリル」は舌を口内の上に当てて細かい音を出すもの。動画は「タングトリル」を使った練習方法です。

①タングトリルしながら自分が出せる一番低い音を出してください。
②タングトリルしながら自分が出せる一番高い音を出してください。
③低い音から高い音へ繋げていきます

「喚声点」という表声から裏声に切り変わるポイントで、声が自然に繋がるような息の送り方の感覚をつかむ練習になります。ウォーミングアップにも最適なので、毎日少しずつ続けていきましょう。

タングトリル&リップロール/本山nackeyナオト

桜田ヒロキ先生の「高い地声が苦しくなってしまう人へのトレーニング」(2分3秒)

ハリウッド式ヴォイストレーニングの第一人者として、数々のトップアーティストのトレーナーを務めている桜田ヒロキ先生の動画をご紹介。

1本目は「高い地声が苦しくなってしまう、もしくは怒鳴り声になってしまう人へのトレーニング」です。これを改善するには、いわゆる「地声的な出し方」と「裏声的な出し方」の「中間」に入れてあげる必要があります。その初歩の初歩となる練習方法を紹介してくれています。

【練習方法】
①裏声で上から落としていきます。着地点は地声です。
②裏声からスタートして、変わり目がなるだけバレないようにしてください。途中でガクッと声の質が変わってしまったり、最後まで地声に返ってこない、という状態にならないように注意してください。

高い地声が苦しくなってしまう人へのトレーニング/桜田ヒロキ

桜田ヒロキ先生の「地声が出しにくい人へのトレーニング」(1分41秒)

桜田先生の動画2本目は、特に女性に多い「地声が出しにくいタイプの方」へのトレーニングです。

これは「息漏れしてしまう」もしくは「音は低いのに裏声になってしまう」人へ、頑張って地声を入れていくようなメニューとなります。

【練習方法】
①アッカンベー(舌を出す仕草)をしてください。
②「ア〜〜〜」と出した同じ音程のまま、「ア」から「ウ」に変えてください。「ア」から「ウ」に変わった瞬間に、ちょっと声が地声から離れた感じがすると思うので、その感覚を知ってください。
③動画に合わせて発声してみてください。男女の音域でやっています。

徐々に地声が出しやすくなっていくと思いますので、お試しください。

地声が出しにくい人へのトレーニング/桜田ヒロキ

Mayu Wakisaka先生の「ミックスボイス」(2分34秒)

自身がシンガーソングライターであり、TWICEやNiziUを始め、多くのアーティストに歌詞・楽曲を提供し、ヴォーカル・ディレクションも行なっているMayu Wakisaka先生にも、ミックスボイスについてのレクチャーをお願いしよう。

◎まず《地声・ミックスボイス・裏声》という3段階に分かれているという概念を捨てましょう!
代わりに(3つの声を)グラデーションとして覚えてみてください

「地声=赤、裏声=青と例えたら、ミックスボイスは「紫」です。このミックスが《青寄りの赤、赤よりの青》と、どれだけきれいな紫色を出せるか? その紫色をどの音帯でも使えるかが、ミックスボイスを上手に使えるコツになります。

【練習方法】
①1オクターブをグラインドで上がっていきます。行き道を赤(地声)で上がり、一番上で切り替えて、帰り道は青(裏声)で戻ってきてください。
②このとき下の音域になってもできるだけ裏声(青)で降りてきてください。1オクターブを赤でも塗って、青でも塗ったことをのどが覚えると、ミックスボイスが上手になります。

ミックスヴォイス/Mayu Wakisaka

Mayu Wakisaka先生の「正しい声の出し方[低音編]」(1分18秒)

続いてMayu Wakisaka先生のレッスン動画を2本ご紹介しましょう。テーマは「正しい声の出し方」です。まずはアマチュアとプロの違いについて言及。

◎アマチュアは「どこまで高い声が出る、低い声が出る」といったことにこだわりがち。
◎プロの発声は「相手に想いが伝わるトーンで出ているか?」という、全体的な判断をされる。音が出るからと言って、それが正解とは限らないのがプロの世界。

動画では「ハナミヅキ」(一青窈)を例にして、2つの例を示してもらいました。歌唱法による表現の差を感じてください。
①話し声と同じような声で歌うバージョン
②ミックスボイスでトーンに彩りを加えたバージョン

正しい声の出し方[低音編]/Mayu Wakisaka

Mayu Wakisaka先生の「正しい声の出し方[高音編]」(1分58秒)

3本目は、同じく「ハナミヅキ」を例にした「高音編」となります。
①地声・話し声と同じようなテンションで歌ったバージョン。裏声だけでの歌唱では少し物足りない。
②ミックスヴォイスを使って歌ったバージョン

【ポイント】
◎まずトーンを整える。
◎発音もすごく大事! 特に「い行」で口を横に開き過ぎると硬い音になってしまうので、口をメガホンのようにすぼめて「い」と「え」が混ざったような発音にします。鏡を見てチェックしてみましょう。

正しい声の出し方[高音編]/Mayu Wakisaka

今井マサキ先生の「声を後ろに響かせるエクササイズ」(5分52秒)

松任谷由実を始め、多くのトップアーティストのバックコーラスを務める今井マサキ先生。『関ジャム完全燃SHOW』ほかTV番組でも活躍中です。

そんな今井先生が教えてくれるのは、「声を後ろに響かせるエクササイズ」です。

動画では、まず「前に響く声」「後ろに響く声」の2種類について、野球の投手が投げるボールに例えてわかりやすく解説してくれています。

そして「前に歌う(投げる)」動作と「後ろに響かせて歌う(振りかぶる)」動作を繋ぐこと……これが今井先生の考える「ミックスボイスの理論」です。

ボイトレをしていて「もっと力を抜いて」とはよく言われることですが、単に声を出す力をゆるめるのではなく、「後ろに響かせる深い声」と「前に出す強い声」のバランスをとることが大事なのです。

【練習方法】
「o(オー)」の母音を使い、低いところも裏声で発声していきます。どうしても「地声が出すぎる」人のための秘策も披露されているので、ぜひトライしてみてください。

声を後ろに響かせるエクササイズ/今井マサキ

ハミングで高音を出す!

ヒカル先生の「本番前の準備トレーニング」(2分39秒)

愛媛県・松山でバンド活動&『FM愛媛』のパーソナリティなどでも活躍しているヒカル先生からは、「本番前の準備トレーニング」と題した、「ハミング」による練習を教えてもらいました。

【練習方法】
①自分が出せる一番低い音をハミングで出してください。
②自分が出せる一番高い音をハミングで出してください。
※この際に、喉はリラックスして行なうことがポイントです。
③自分が一番出しやすい真ん中の音程から、まずハミングで音程を下げて、次に上げてください。
④これを繰り返し、「波状」に続けていきます。

「波・波・波」と声を上下にハミングさせることで、喉まわりの筋肉がほぐれます。自分の高い音、低い音を出したときのイメージができるので、本番でも急に高い音、低い音を出しやすくなります。

本番前の準備トレーニング/ヒカル

永町一樹先生の「ハイトーン(声帯の圧着)」(1分48秒)

香川県の高松を拠点にしている永町一樹先生もハイトーンのレッスンをしてくれています。

1本目のテーマは「声帯の圧着」です。言葉ではとても難しく感じますが、噛み砕いて言うと「声帯が閉まった」状態のことで、この状態は「高い声が出やすい」のです。そしてこれは「ハミング」で歌うと作りやすくなります。生徒さんを呼んで実演してもらいましたので、一緒に合わせてやってみましょう。

【練習方法】
ハミングで発声する。
②次に声帯が圧着しやすい「ma」という発音で、声に落とし込みます。

高音発声は、どうやって練習したらいいか悩んでいる人は、まずここから始めると良いのではないでしょうか。

ハイトーン(声帯の圧着)/永町一樹

永町一樹先生の「ハイトーン(ミックスボイス〜ヘッドボイス)」(1分40秒)

続いて裏声寄りのミックスボイスからヘッドボイスに移行していくトレーニングです。生徒さんの音域まで出すのはかなり難しいと思いますが、無理せずできるところからやっていきましょう。

【練習方法】
①「ha」の発音で、hihiAまで発声する。
②「ha」の発音で、hihiCまでの発音です。

ハイトーン(ミックスヴォイス〜ヘッドヴォイス)/永町一樹

ゴスペルシンガーのような力強い高音を出す!

Hyca(ハイカ)先生の「ベルティング発声トレーニング①」(1分32秒)

福井県・敦賀市で活動中のHyca先生は、ベルティング発声を学んだトレーナーで、ロックやソウル、ゴスペルシンガーが出すような、パワフルな高音を出したい人にピッタリです。日常では忘れがちな「深い声」を取り戻すところから始めましょう。

【練習方法】
①喉を大きく開けましょう。あくびよりも大きく広げるイメージです。
②次に、喉からみぞおちにかけて1本のパイプが通っているようなイメージをしてください。そのパイプには何の障害物もありません。
③声の通り道を作ったら、普段は溜め込んでいるストレス、怒りなど、できればあまり持ち合わせたくないような感情を思い出してください。
④一声で一気に「はっ!」と出していきます。

ベルティング発声トレーニング①/Hyca

Hyca先生の「ベルティング発声トレーニング②」(2分19秒)

Hyca先生の2本目は、「声を前ではなく後ろに当てる」レッスンとなります。ここでは弓矢を想像してください。弓を後ろへグイッと引っ張るからこそ、矢に勢いがつくわけですね。

これを習得するために「後ろに声を叩き落とす」イメージを持ってください。自分の後ろ側で上から下へ叩き落とすのです。

【練習方法】
「be(ベ)」の音で発声練習を一緒にやってみましょう。音は高ければ高いほど、後ろの遠くに叩き落とすイメージを持ってください。
②動画の最後にHyca先生がやってみせるような、深くて高いフェイクができるようになるまで、頑張りましょう。

ベルティング発声トレーニング②/Hyca

オペラ歌手のような美しいハイトーンを出す!

尾畑里美先生の「声楽(オペラ)歌唱レッスン」(2分11秒)

マイクを使わずに広いホールの奥まで声を届けるオペラ歌手。尾畑里美先生は声楽を学び、オペラの一線で活躍してきました。そんなオペラ歌手のような澄んで美しいハイトーンを出すための、ワンポイントレッスンをお届けしましょう。

【練習方法】
「素早く勢いをつけて声を出す」練習です。前歯の裏側に息と声を当てていきながら、お腹も使っていきましょう。このとき首周りや肩のリラックスと、口にも力が入らないようにすることがポイントです。
②2つ目のポイントは腹式呼吸を使って「息を吸わないで歌って」みましょう。「呼吸なのに息を吸わない……?」と思うでしょうが、動画を観ながら同じようにやってみてください。まず一回発声し、一瞬だけリラックスしたら、すぐにもう一回発声します。次の瞬間から100%で歌えるようになります。発声の間で力を入れると胸で呼吸し、肩が上がってしまうので気をつけてください。

最後にオペラ『セルセ』より「Ombra mai fu」(作曲:ヘンデル)を歌唱してもらいました。すごく高い音のロングトーンなのに、まったく無駄な力が入っていません。声楽の奥深さ、すごさがわかると思います。普段ポップスを歌っている人にこそ、体感してほしいレッスンです。

声楽(オペラ)歌唱レッスン/尾畑里美

過緊張をゆるめる!

伊藤俊輔先生の「喉の締まりを改善するケア(その1)」(2分16秒)

発声改善専門のボイストレーナー、伊藤俊輔先生からは、「高い声を発声するときに、喉が締まってしまう」という人への改善策として、ふたつのケア方法を伝授してもらいます。

ひとつ目の原因は「舌の過緊張」です。
まず、舌を出して声を出してみてください。このときに下記のような様子が見られた場合、高音発声時に舌が過緊張になってしまう可能性が高いです。

◎舌が引っ込んでいく感じがある
舌が細くなって力んでプルプルする

【ケア方法】

舌の過緊張をゆるめる手段としてはタングトリルがありますが、それだと舌の根元の緊張をゆるめることができません。そこで、実際に舌をマッサージします。必ず手をよく洗ってから行なってください(動画では模型を使って揉み方をお伝えしています)。入浴時などに、1日1分間×2週間続けてみてください。きっと高い声が出しやすくなります。

喉の締まりを改善するケア(その1)/伊藤俊輔

伊藤俊輔先生の「喉の締まりを改善するケア(その2)」(1分45秒)

ふたつ目は、「オトガイ舌骨筋」の過緊張をゆるめるケアです。

オトガイ舌骨筋は、あごの先から喉仏の少し上にある舌骨という骨に付いていて、喉仏を引き上げる筋肉のこと。ここが過緊張を起こすと喉仏が上がり過ぎて、のどが締まってしまう原因となります。

【ケア方法】

①動画のように上を向いてあごの下を押してみてください。ガチガチに硬くなって押した指が沈み込まない人は、歌うときにここが過緊張になりやすく、のどが締まりやすくなります。
②上を向いてあごを突き出すとオトガイ舌骨筋がピンと張った状態になるので、指圧して徐々に過緊張をゆるめます。これを2週間試してみてください。きっと高い声が出しやすくなります。

喉の締まりを改善するケア(その2)/伊藤俊輔

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