【ライブレポ】むト、初のアコースティックライブ『むト Acoustic LIVE #1』のオフィシャルレポートが到着!(写真4枚)

撮影:ねる屋

むト、初のアコースティックライブ『むト Acoustic LIVE #1』のオフィシャルレポートが到着した。

『むト Acoustic LIVE #1』は、7月17日(月・祝)に東京・渋谷LOFT HEAVENにて開催された。本公演は15時開演の部を“1st stage「sun」”、18時開演の部を“2nd stage「moon」”と銘打ち二部制で開催された。

“1st stage「sun」”はギターとカホン、“2nd stage「moon」”はピアノとコントラバスという異なる編成、さらに各部でセットリストが全く異なる形でのライブとなった。

 今年一番のうだるような暑さのなか、アコースティックライブならではの椅子が並べられた会場に続々と観客が入場していく。事前に告知されていたとおり、“1st stage「sun」”はギターとカホンという編成でステージ上にセットが組まれ、さらにステージ奥には“2nd stage「moon」”で使用されるであろうピアノとコントラバスがすでにセッティングされている。アコースティックライブながらも独自の編成で、むトならではのアコースティックライブになるだろうという期待感が膨らむ。

 開演時間になりOPENING SEからバンドメンバーがステージへ現れ、最後に今日の主役であるむトがオンステージ。そして、観客がむトの第一声を静かに待つなか、むトのブレスからの歌い出しをきっかけに初のオリジナル楽曲である「無知」からライブがスタート。アコースティック編成ながらリズムのある演奏をバックに力強く歌い上げる。

 続く「花瓶に触れた」のイントロで観客を煽り会場から手拍子が鳴る。その勢いのまま3曲目の「ライラック」を続けていく。今日初めてのMCでは来場した観客に感謝を伝え、“今日はとても暑いですが、そんな夏にぴったりの曲を”と「少女レイ」、「花に亡霊」、「ヒッチコック」という夏を感じさせる3曲を披露。アコースティックアレンジと透明感あふれる歌声とが相まって楽曲の情景がより鮮明に、そして爽やかさ、心地よさが感じられるパフォーマンスに心を打たれた。

 MCを挟み、“次にやる曲は意外だと思いますが、みなさんが絶対に知っている曲だと思うのでぜひ楽しんでください”という言葉から「愛を伝えたいだとか」を歌い上げる。「深海のリトルクライ」、「メリュー」と続け、最後の曲へと繋がるMCでは、ここまでむトと息の合った演奏でステージを作り上げていた飯田直人(g)と大野陸(cajon)を紹介。3月のワンマンライブでもバンドメンバーとして参加したふたりに感謝を伝え、最後の曲となる「翡翠のまち」を楽しそうに歌い切り、“1st stage「sun」”は終演となった。


 “2nd stage「moon」”のスタートの楽曲は「quiet room」。楽器隊がギターとカホンからピアノとコントラバスに変わり、先ほどとは打って変わった雰囲気に。なぜシンプルな二部制ではなく、“sun”と“moon”という公演タイトルがつけられているのかを実際に音を浴びてみてはっきりと理解できた。

 続く2曲目「seimei」の印象的なイントロで短い挨拶を挟み丁寧に歌い3曲目「空奏列車」へ。“sunとは違ってしっとりとした曲を持ってきました。楽しんでいってください”と「小夜子」、「君とサルビア」、そして2nd Single「silence」を3曲続けて披露。バックのグランドピアノとコントラバスのハーモニーがライブへの没入感を高めてくれている。

 MCを挟み、「蜜月アン・ドゥ・トロワ」、3rd Single「レブル」、「蝶々結び」を歌い最後のMCへ。最後の曲を披露する前に、共に演奏してくれているmoonのバンドメンバーであるPark(cb)、大谷研人(p)を紹介。この編成最後の曲「回る空うさぎ」を披露し、“moon”は幕を閉じた。

 むトがステージから去ったのち、会場から終演を惜しむ手拍子が鳴る。手拍子のなか、予定になかったアンコールに応えてステージ上に姿を現したむト。“もともとアンコールは予定になかったので、急遽ですがバンドメンバーのみなさんも呼んでいいですか?”と“2nd stage「moon」“のバンドメンバーParkと大谷研人はもちろんのこと、“1st stage「sun」”でバンドメンバーを務めた飯田直人と大野陸も含めた本日のメンバーを全員ステージ上に呼び込む。“1stワンマンライブの時にやって、「moon」でやっていないあの曲を最後にやろうと思います。”

 3月に開催された“むト 1st Oneman LIVE『無色透明』”と全く同じバンドメンバーが揃っているということもあり、本日の『むト Acoustic LIVE #1』の最後となるアンコールで演奏されることになった楽曲は「無知」。Guitar/Cajon/Piano/Contrabassという豪華なアコースティック編成での、むト初のオリジナル曲「無知」で本公演を締めくくった。

 最後の挨拶をし、アンコールのステージに集まってくれたバンドメンバーを見送ったのち、改めて今日のライブに足を運んでくれた観客に向けて感謝を伝えるかのように深く長く頭を下げたむト。こうして、本公演『むト Acoustic LIVE #1』は幕を閉じた。

 7月21日(金)には東京・Zepp Shinjkuにて開催される『MAISONdes LIVE #1』にも出演が決定しており、むトの今後の活動からも目が離せない。


公演情報

むト Acoustic LIVE #1』
1st stage「sun」 / 2nd stage「moon」
2023年7月17日(月)東京・渋谷LOFT HEAVEN

<セットリスト>
“1st stage「sun」”(Guitar & Cajon)
01. 無知 ※オリジナル曲
02. 花瓶に触れた
03. ライラック
04. 少女レイ
05. 花に亡霊
06. ヒッチコック
07. 愛を伝えたいだとか
08. 深海のリトルクライ
09. メリュー
10. 翡翠のまち

“2nd stage「moon」”(Piano & Contrabass)
01. quiet room
02. seimei
03. 空奏列車
04. 小夜子
05. 君とサルビア
06. silence ※オリジナル曲
07. 蜜月アン・ドゥ・トロワ
08. レブル ※オリジナル曲
09. 蝶々結び
10. 回る空うさぎ
EN. 無知


リリース情報

1st Digital Single「無知」
2022年12月9日(金)配信リリース
ダウンロード / ストリーミングリンク:https://orcd.co/muchi

「無知」Music Video

2nd Digital Single「silence」
2023年1月20日(金)配信リリース
ダウンロード / ストリーミングリンク:https://orcd.co/muto_silence

「silence」Music Video

3rd Digital Single「レブル」
2023年3月6日(月)配信リリース 
ダウンロード / ストリーミングリンク:https://orcd.co/muto_rebel

「レブル」Music Video

プロフィール

むト
2018年1月、SNSにカバー動画を投稿し活動をスタート。

活動開始から現在まで、カバー動画や弾き語り動画をYouTubeやSNSに投稿、さらにソロの活動にとどまらず様々なコラボやfeat.にも参加し、綺麗で力強いのにどこか儚げで消えてしまいそうな耳から離れない声が、特に若い世代から多く支持されている。

日本テレビ Zドラマ『沼る。港区女子高生』主題歌(須田景凪「いびつな心 feat. むト」)にfeaturingアーティストとして参加、“SNSで最も使われる音楽”を生み出す架空のアパート“MAISONdes”に「トラエノヒメ feat.むト, Sohbana」で参加するなど、唯一無二の透明感のなかにエッジを含んだ歌声で注目を集めている新世代シンガー。

関連リンク

TikTok:https://www.tiktok.com/@muto.k___
YouTube:https://www.youtube.com/@muto.k___
Twitter:https://twitter.com/temnem_sui
Instagram:https://www.instagram.com/muto.k___/
Staff Twitter:https://twitter.com/muto_staff

最新情報

ヴォーカルや機材、ライブに関する最新情報をほぼ毎日更新!