【インタビュー】Penthouse浪岡&大島、歌のルーツと「閃光花」制作秘話を語る。“ツインリードヴォーカルとしてどれだけ声を光らせることができるか”

2022.11.11

取材・文:田代 智衣里(Vocal Magazine Web)

浪岡の声に負けないでツインリードヴォーカルとしてどれだけ声を光らせることができるか

──喉のケアのために日々取り入れていることはありますか?

浪岡 ライブ前やレコーディング前日は、水を多めに飲んで、加湿器をつけて寝るぐらいですね。

大島 私は一度ポリープを取ったことがあるので、そのときから意識しています。生理食塩水を吸入したり、蜂蜜をよく摂取したり。歌ったあとには必ず、10年ぐらい愛用している「ラ・メゾン・ド・ミエール・ナミキ」ののど飴をなめてます。

──生活リズムは決まっていますか?

浪岡 基本的には昼まで寝てるので、生活リズムはバラバラです。

大島 私は平日普通に働いているので朝9時半から朝礼があって、そういう意味ではすごく規則正しい生活だと思います。夫がいて夫が朝早いタイプなので、ご飯を朝昼晩しっかり食べたり、暇があったらストレッチをやったりします。

──ライブ配信やカバー動画で使っているマイクについてもお聞きしたいのですが、それぞれ自分の声に合ったものを選んでいるんですか?

浪岡 エンジニアさんがマイクをいろいろ持っていて試せるので、その中で「これがいいんじゃないか」と思ったものをそれぞれ選んで使っています。

──浪岡さんはSHURE「SM7B」をよく使用されていて、それがハマったんですね。

大島 ドライヤーみたいなやつだね。

浪岡 あれもエンジニアさんがずっと貸してくださってるんです。けっこう自分の声には合う気がします。

──大島さんが使っているマイクも、いくつか試した中で選んだものですか?

大島 そうですね。私は去年のBillboard-Liveに向けてLEWITT (ルウィット)というメーカーのもの(MTP 940 CM)を買ったんですけど、そのとき初めて知ったブランドでした。エンジニアさんがいろいろメーカーさんから取り寄せてくださって、いろんなものを試した中で一番自分の声がキラッと光るなと。

やっぱり、浪岡の声に負けないでツインリードヴォーカルとしてどれだけ声を光らせることができるかって意識したときに、あのマイクが一番適してると思ったので、今かなり愛用してますね。

──マイクの当て方もそれぞれ違うなと思ったんですけど、浪岡さんは真正面から、大島さんは少し斜め下から当てていることが多い印象です。

浪岡 たぶん本当はマイクのあそこ(ヘッド)触っちゃダメなんですけど(笑)。

大島 クセなんだよね(笑)。

浪岡 クセで、逆に正しい位置を持つと歌いづらくなっちゃうんですよ。なんか感覚が違うなって。

大島 私は浪岡がリードでハモりに行くことが多いので、わざと声をちょっと入らないようにしています。自分がメインのときは真正面から当てるのが一番声が通るのでいいんですけど、そうじゃないときに少し外して、マイク操作でコントロールしていますね。

──確かに、大島さんはライブだと口元からマイクがけっこう離れていることもありますね。

大島 そうですね。エンジニアさんがその場でできることの限界があると思ってるので、自分のハンドで調節できるところはかなりコントロールするようにしています。

──11月3日からは初の東名阪ツアー『City Soul Society Vol.3 -The Affair and The Coke-』が開催となりますが、こちらはどんなライブになりそうですか?

大島 今回、初めて名古屋に行けるのもすごく楽しみです。新曲「閃光花」や、前回出した「雨宿り」もまだ生では披露してない楽曲になるので、新しい曲を引っ提げていろんな方に届けに行けるのはとても嬉しいですね。豊洲PITは大きい箱なので、どんな景色なのか……。まだ見たことない景色が今から楽しみです。

浪岡 毎回どんどん会場が大きくなっていくので、すごく楽しみです。できるだけお客さんに楽しんでもらえる工夫を入れていきたいと思ってます。

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リリース情報

5th デジタルシングル「閃光花」
10月26日(水)配信リリース
配信リンク:https://penthouse.lnk.to/sparklers

ライブ情報

『City Soul Society Vol.3 -The Affair and The Coke-』
11月14日(月)東京・チームスマイル豊洲PIT
※SOLD OUT

プロフィール

Penthouse
浪岡真太郎(vo、g)、大島真帆(vo)、Cateen(p)、矢野慎太郎(g)、大原拓真(b)、平井辰典(d)による6人組ツインリードヴォーカル・バンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBである現メンバーが、ヴォーカルの浪岡を中心に集まり2019年6月より活動開始。浪岡真太郎と大島真帆によるソウルフルな男女ヴォーカルを軸に、“かてぃん”こと角野隼斗の卓越した表現力と強固なリズム隊が生み出すグルーヴにより、洗練された都会的なサウンドスケープへと誘う。

関連リンク
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