【インタビュー】GENICが語る、新たな扉を開いた新曲での歌唱表現と、それぞれの歌のルーツ

取材・文:鈴木瑞穂(Vocal Magazine Web)

振り幅が無限大な7人。歌もダンスもすべて表現して、満足してもらえたら嬉しい(増子)

──これからGENICとしてどんな歌を届けていきたいですか?

宇井 デビューしたときはコロナがまっただ中で、直接ファンの方々と会える機会が本当に少なくて。やっと最近ツアーをできるようになって、会えることの幸せやありがたみを身をもって体感しました。そういう人と人との絆というか、GENICとファンのみなさんとの、目には見えないけど強く結ばれている“なにか”を感じていただけるような歌を、これからもみんなで届けていきたいです。

雨宮 コロナ禍の今、ライブでも声が出せなかったり人数制限があったり、いろいろな制約がある状況ではありますが、そんな中でも僕らのライブは楽しいっていろんな人に思っていただけるようなライブ作りをもっともっと勉強してやっていきたいです。

西本 男女混合というのがやっぱり一番の武器だと思っていて。男性の歌声も女性の歌声も持ち合わせているので、老若男女いろんな世代の方に楽しんでもらえるような、幅のある楽曲を歌っていきたいですね。

増子 やっぱり一番はライブに来てくれたお客さんに、切ない歌だったら切なくなってもらいたいし、楽しい曲だったらめちゃくちゃ楽しんでもらいたい。振り幅が無限大な7人がいるので、歌もダンスもすべて表現して満足してもらえたら嬉しいです。

小池 そろそろコッテコテのラブソングを書いて出せたらいいですね。

一同 おおお!

小池 はい。です(笑)。

西澤 僕は聴いてくださる皆さんの喜怒哀楽に寄り添える歌を歌いたいなと。あと、みんなの良さをもっと出せる曲を頑張って作りたいです。

金谷 聴く人の感情によって曲をカスタムできるような楽曲たちが増えればいいなと思っていて。例えば失敗したときにはこれを聴くとか、失恋して見返したいときはこれ、みたいにその時々にピッタリな1曲をどんどん増やしていけたらいいなって思っています。


リリース情報

デジタルシングル「TALK」
9月7日リリース
配信リンク:https://avex.lnk.to/GENIC_TALK

プロフィール

GENIC
 avexの新ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクト『a-genic PROJECT』から選ばれた男女7人。 2019年夏、期間限定サバイバルユニットとして『a-nation2019』オープニングアクトなどの活動を経て誕生。 2020年5月27日にデビューアルバム『GENEX』をリリース。コロナ渦でのデビューでありながらも着実にリリースとツアーを重ね、2022年夏に2ndアルバムのリリースと3度目の全国ツアーを実施し、9月11日のファイ ナルではZepp DiverCity公演を開催した。
 メンバーの増子敦貴は、俳優としても活動しており、これまで舞台『仮面ライダー斬月』やミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、テレビ朝日系『機界戦隊ゼンカイジャー』ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役として出演。2022年10月クール関西テレビ『合コンに行ったら女がいなかった話』に出演の他、同年11月よりミュージカル『東京ラブストーリー』の出演も決定している。また金谷鞠杏は、「ミス・ワールド2020」の日本代表に選出されたりと、各方面で活躍の場を広げている。
関連リンク
HP:https://avex.jp/genic/
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Twitter:https://twitter.com/genic_staff
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