【インタビュー】来日記念! クォン・ウンビが語るヴォーカリストとしての自身の強みとは?

取材・文:金津麟太郎(リットーミュージック)

K-POPガールズグループIZ*ONEのリーダーを務め、2021年の活動終了後はソロのシンガーとして活躍するクォン・ウンビが、10月15日にぴあアリーナMMで開催された音楽フェス『THE GALAXY MUSIC FESTIVAL VOL.2』に出演。来日を記念してVocal Magazine Webでは、グループ時代からヴォーカルメンバーとして高い歌唱力を誇ってきた彼女の歌声に迫るインタビューを実施した。今後の日本での活動への展望なども語ってくれたファンも必見の内容となっている。

声はソフトですが、その中にパワーがある

──Vocal Magazine Web初登場です。読者の皆さんに自己紹介をお願いします!

クォン・ウンビ こんにちは。ソロ歌手のクォン・ウンビです♪

──今回は『THE GALAXY MUSIC FESTIVAL VOL.2』出演での来日ですが、2023年は『2023 SEOUL EDITION in TOKYO』、『WATERBOMB JAPAN』とたくさん日本に来ていただけて嬉しいです。来日した際に必ず行く場所、食べるもの、楽しみにしていることなどはありますか?

ウンビ 日本に来たら必ずコンビニに行きます。コンビニには美味しいおでん、ラーメン、お弁当がたくさんあるからです! 

──日本のコンビニはK-POPアーティストの皆さんに人気ですよね!

ウンビ 今回はすき焼きも楽しみにしていて、公演が終わったら食べる予定です。

──それでは早速ウンビさんの歌声に迫っていきたいと思います。ウンビさんは音域も広く、グループ時代もリードヴォーカルを務めていました。ご自身の歌声の魅力や、ヴォーカリストとしての強みは何だと思いますか?

ウンビ グループ時代、ソロいずれにしても、明るい声と力強いヴォーカルだと思います。声はソフトですが、その中にパワーがあります。このような部分が強みだと思います。

──歌声の表現力も豊かで、どのようなジャンルの曲も歌いこなされている印象です。レコーディングやライブでは、どのような部分を意識して歌うようにしていますか?

ウンビ レコーディングでは感情をうまく伝えることが重要で、公演では観客とのコミュニケーションが一番重要だと思います。ファンの皆さんと一緒に楽しむことができる公演にしたいです。

──魅力的な声を維持するため、普段やっているトレーニングなどあれば教えてください!

ウンビ 筋トレもしますが、有酸素運動も重要です。走りながら歌うことは難しいですが、普段から行なうようにしています。

──歌う直前に行なうルーティーンや、歌ったあとに行なう喉ケアなどはありますか?

ウンビ 歌う前は発声ルーティーンを行ないます。YouTubeで発声練習の動画を観ながらウォームアップするんです。それから、お湯を飲んでのど飴をなめています。

──グループ時代の日本語曲や主演を務めた舞台『タイヨウのうた』の楽曲「Good-bye days」(原曲:YUI)など、これまで日本語でも多数の曲を歌ってきています。日本語で歌う際に気を付けているポイントや、難しい部分などあれば教えてください。

ウンビ 発音が一番難しいです。同じ発音でも違うように聴こえることがあり、発音の練習に重点を置いています。

>>次ページは「今後はバンドの曲も制作してみたい!」

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