【ライブレポート】Instagramフォロワー10万人のシンガーソングライター、Rune(ルネ)が東京でのワンマンライブを開催!

2023.11.20

2023年11月3日(金・祝)@大井町E-LOUNGE
文・撮影:藤井 徹(Vocal Magazine Web)

Instagramでの【一緒に歌おう】も好評で、フォロワー10万人を誇る札幌出身のシンガーソングライター、Runeの2021年以来となる東京でのソロライブ『RUNE SOUND FACTORY 2023 IN TOKYO』が開催された。

プロ野球やサッカーなど、スポーツ関連の応援ソングや登場曲を多く手掛ける力強い歌声と、高い歌唱力を活かした繊細なバラードをバランス良く15曲セレクトしたライブの模様をお届けしよう。

パワフルな応援ソングと繊細なバラードを織り交ぜた15曲を熱唱!

 本日のライブ会場・大井町E-LOUNGEは小ぶりながら雰囲気の良いスペース。満員の客席から拍手を浴びながら、Runeとピアノの安保一平が登場した。“こんにちは。今日は最後まで楽しんでいってください。一緒に盛り上がってください”と挨拶して「走れ」を届ける。Runeの真骨頂である“頑張る人を応援する”力強いメッセージとパワフルな歌声で、会場の空気を一気に引き寄せた。

 続くポルノグラフィティの代表曲「サウダージ」のカバーでは、もとの歌詞が女性目線ということもあり、切なさと情熱を感情豊かに歌い上げる高い歌唱力を披露。さらにバンド演奏のトラックに合わせた安保のピアノプレイが華を添える。

 最初のMCでは、ピアノ安保の紹介、2021年以来の東京でのワンマンライブであること、フォロワーが10万人およぶ(この日はまだ到達していなかった)Instagramでの秘話などで、密に会場とコミュニケーションを取っていく。

Runeライブ1
Runeライブ2

 “ずっと大事に歌ってきた”というカバー曲「月光」は、芯のある太い地声と絶妙に息をコントロールしていくウィスパーヴォイス、深いヴィブラートで楽曲の世界観を表現していく。この日初めてライブに訪れた人が多かったようだが、生で聴くその声量に圧倒された様子で、歌い終えると大きな拍手が届けられた。

 コロナ禍に感じたさまざまな想いを歌にした「2021」では、ファルセットを取り入れることで、当時の“どうすることもできない感情”を聴き手に音として伝えるようだった。

 そこから静かに始まり力強く展開していく「Key Man -施錠完了-」に続けた流れは、失意から立ち上がっていくようで見事だった。この曲はRuneと読売ジャイアンツ・鍵谷陽平投手の入場曲として書き下ろされたものだが、鍵谷投手は今シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。楽曲演奏後のMCでもRuneは案じていたのだが、11月19日に古巣の北海道日本ハムファイターズと育成契約を結んだことが発表された。来シーズン、この曲がエスコンフィールドで流れるよう頑張ってほしい。

Runeライブ3
Runeライブ4

 再びピアノとのデュオでのカバー「月のしずく」をしっとりと歌い上げ、続くバラード「Assemble」ではR&Bっぽいフェイクや節回しを活かしながらオーディエンスを魅了していく。重厚な曲が続いたあとは、手拍子が沸き起こった「Sky Blue」。アルバム『HIDE & SEEK』にも収録されているミディアムナンバーで、ベルやティンパニなども入ったアレンジで爽やかな風を感じさせてくれた。

 Runeが長年パーソナリティを務めているラジオ番組『RuneのボンジョRuneボンジョRune』(FM NORTH WAVE)での話(おはぎとぼた餅の違い、林と森の違い、祭日と祝日の違い)をお客さん、安保とトークしながら楽しいときを過ごす。

 10月に上演されたTOKYO READING CIRCUSの朗読劇『water』(脚本/演出:相川由冴)の主題歌「砂の城」に続き、3月に開催されて『Vocal Magazine Web』でもレポートした朗読劇『水瓶に浮かぶ魚(うお)が歌えば』の最後に、声優の千葉千恵巳、声優・歌手の宮原永海と歌唱した「おとぎうた」を披露。それぞれ朗読劇の世界観が思い浮かぶ楽曲で、シンガーとしてだけでなく作詞・作曲面でのポテンシャルを感じさせるブロックだった。

 1stアルバム『ア・ラ・カルト』に収録されている、病と闘った亡き母に捧げる「この花が枯れる前に」を聴くファンの中には、目頭を押さえる姿も見られた。

Runeライブ5
Runeライブ6

 本編は2014年リリースのデビューシングル「君の笑顔が大好きだから」は、TikTokやInstagramのリール動画などに数多く使用されて話題となっている。《君の笑う顔が大好きだから/いつでも喜んでて欲しいから》というシンプルなメッセージは、その後にプロ野球やサッカーほか、多くのスポーツ関連の登場曲、応援歌のオファーが届くことになる、Runeの原点なのかもしれない。

 本編のラストは、北海道日本ハムファイターズの中島卓也選手の登場曲「卓越の青」。堅守・俊足でチームを支える彼のプレースタイルをとてもよく表わした、スピード感のある楽曲と熱い歌声が響きわたり、キメに合わせて客席からも拳が振り上がった。

 アンコールの拍手に応えて登場し、Instagramでも披露しているMISIA「キスして抱きしめて」をカバーする。丁寧にひとつひとつの言葉を紡ぐような歌唱で、会場もその声に聴き惚れているかのようだ。

 オーラスは2014年に発表された曲で、11月5日に配信開始された「君だけのクリスマス」。優しく透き通るような歌声で会場を包み込み、この日の第一部公演を締めくくった。

Runeライブ7

RuneのInstagramで好評の【一緒に歌おう】とは?

 J-POP有名曲のコーラスをRuneが担当し、主メロを歌ってもらいコラボする企画! ぜひチャレンジしてみてね!


公演情報

『RUNE SOUND FACTORY 2023 IN TOKYO』
2023年11月3日(金・祝)東京・大井町E-LOUNGE

<セットリスト>
01. 走れ
02. サウダージ
03. 月光
04. 2021
05. Key Man -施錠完了-
06. 月のしずく
07. Assemble
08. Sky Blue
09. 砂の城
10. おとぎうた
11. この花が枯れる前に
12. 君の笑顔が大好きだから
13. 卓越の青 
encore
14. キスして抱きしめて
15. 君だけのクリスマス

イベント情報

『HILL’S Circle of Music Xmas Special Live!!』
2023年12月17日(日)愛知・名古屋ヒルズウォーク徳重ガーデンズ 1F ヒルズ棟B1Fウォークコート
①11時〜 ②14時〜 観覧無料!
詳しくはこちら:https://walk-uny.com/hills-walk/event/entry-10082.html

プロフィール

Rune(ルネ)

Runeプロフィール

2月14日生まれ、北海道札幌市出身のシンガーソングライター。2014年に北海道日本ハムファイターズのルーキー応援ソング「君へのエール」でデビューする。AKB48の「前しか向かねえ」のMVで劇伴音楽を担当。北海道日本ハムファイターズの中島卓也選手、鍵谷陽平選手の登場曲や、サッカーのコンサドーレ札幌、北海道ガス野球部などの応援ソングも手掛けた。YouTubeやInstagramではカバー動画も多数投稿しており、【一緒に歌おう】というコンセプトで、J-POP有名曲のコーラスをRuneが担当し、主メロをコラボする動画が話題となっている。

関連リンク

オフィシャルサイト:https://rune-sound.com/
X(Twitter):@Rune214(https://twitter.com/Rune214
Instagram:rune214(https://www.instagram.com/rune214/
YouTube:@Rune214(https://www.youtube.com/channel/UC8ISfSlq9UyLR1FM3Q6HvUA
Facebook:https://www.facebook.com/Rune.2dachsRecord

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