【イベントレポート】JO1、クリスマスショーでJAM愛に溢れたパフォーマンスを披露「こんなに近い空間で一緒にできて本当に嬉しい」

12月24日(金)『JO1 5THシングル「WANDERING」発売記念クリスマスショー』
取材・文:鈴木瑞穂(Vocal Magazine Web)写真:©LAPONE ENTERTAINMENT

JO1が、12月24日(金)TOKYO DOME CITY HALLにて、『JO1 5THシングル「WANDERING」発売記念クリスマスショー』を開催した。

12月15日(水)発売の5THシングル「WANDERING」が、過去最高の売上かつ5作連続のオリコンデイリーシングルランキング1位を獲得。今回のショーでは、発売を記念し、クリスマスにちなんだトークや5THシングル「WANDERING」の楽曲パフォーマンスが披露された。

出演メンバーは豆原一成、川尻蓮、川西拓実、鶴房汐恩、與那城奨、大平祥生、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜の10人(金城碧海は欠席)。熱く一体感に包まれたショーの様子を、Vocal Magazine Webオリジナルの速報レポートでお届けします!

ウィンタースノーを感じさせる青い照明の下、ステージ左右にセットされたホワイト・クリスマスツリーが煌めく。中央のスクリーンには「WONDERING」の文字が映し出され、これから始まるクリスマスショーへの期待が高まるばかりだ。

客電の暗転がショー開幕のスタートを知らせ、オーディエンス全員が一斉に立ち上がる。アップビートなBGMに乗せ、メンバーのハイライトを切り取った紹介ムービーが流れると、白いスーツに身を包んだJO1のメンバーが登場。

全員が一列に並び、最新シングル「WONDERING」収録曲の「Prologue」が始まった。河野の甘い歌い出しを皮切りに、メンバーがひとつひとつの歌詞を噛み締めるように歌のリレーを繋いでいく。曲が進むにつれて歌声の熱量が増していき、ラストサビでは川西から與那城、川尻、河野へと歌唱のメインパートのバトンが繋がり、最後は川尻の切ない表情がスクリーンを大きく飾った。

“皆さんこんにちは!Go to the TOP JO1です!”と元気に挨拶すると、1回目のトークタイムへ。“今日は500人の方が会場に来ていただいています!”と鶴房が言うとオーディエンスがペンライトを大きく振って答え、“JAM!メリークリスマス!イブ!”と河野が伝えると会場は笑顔で溢れた。
“今回、「WANDERING」がJAMの皆さんのおかげでハーフミリオンを達成して、自己最高記録となりました。本当にありがとうございます”という白岩の言葉に、会場からは大きな拍手が送られた。

ここで、クリスマスグッズをつけよう!ということでステージにはカチューシャや手袋などクリスマスにちなんだアイテムが登場し、わちゃわちゃと楽しそうに遊び始めるメンバーたち。赤チェックのマフラーを白岩に奪われつつも改めて赤いマフラーをチョイスした佐藤、ニワトリの復活です!とカチューシャを独特に付ける木全、メロディが鳴るサンタのマスコットを楽しそうに鳴らす川西など、それぞれが思い思いのクリスマスグッズを身につけJAMへお披露目した。

そして、“今日はクリスマスプレゼントがあります! せーの……リアル推しカメラです!”とメンバーからサプライズが告げられる。“え?”と不思議がるオーディエンスに向けて、“次に披露する曲はなんと……撮影OKです!”と川尻が伝えると、会場からうめき声のような、大興奮の波が押し寄せた。 実物よりもカッコよく推しを撮ってください!とメンバー自らお願いし、 “録画した動画をSNSに投稿してOKです!#JO1_FanCamのハッシュタグをつけてね!”と木全から嬉しいアナウンスが添えられた。

期待が高まる次曲は、JO1のクリスマスソング「Happy Merry Christmas」。踊りたくなるようなハッピーなビートに乗せ、息の合ったダンスを披露。メンバーそれぞれが身につけたクリスマスグッズが白い衣装に映えて、さらに可愛さをプラスする。そんなキラキラのパフォーマンス、そして推しを“絶対カメラに収めるぞ”と、オーディエンスからはより一層の熱量が伝わってきた。曲の中盤では“いっぱい撮ってね!”と言わんばかりにメンバーがステージの最前面ギリギリまで近づき、愛嬌弾ける表情を披露。現在、SNSの#JO1_fancamが大盛況となっているのでぜひ推しのいろいろな表情を見に行こう。

ここで2回目のトークがスタート。メンバーは着席し、與那城が司会進行を務める。これまで発表した38曲の楽曲の中から、事前に公式Twitterで募集されていた「寒い冬、心も体も温めるぽかぽかソング」が発表された。TOP10にノミネートされた楽曲たちから、TOP3を当てにいくメンバーたち。

“僕のぽかぽかソングは「Prologue」です”という川尻や、“「My Friends」が最近頭の中で流れている”という木全。それぞれが予想に悩む中、「La Pa Pa Pam」に投票した人?と鶴房がオーディエンスに問いかけると、わりと多くのペンライトが揺れ、“第3位は「La Pa Pa Pam」では……?”と勘繰るメンバーたちを横目に、第3位は「僕らの季節」がランクイン。

その後もオーディエンスに問いかけながら議論を重ね、第1位を「La Pa Pa Pam」、第2位を「Dreaming Night」と予想。答え合わせの結果、第1位は「Happy Merry Christmas」、第2位は「My Friends」という結果に。ハピメリに入れたよって方?との問いかけには、たくさんのペンライトが揺れ、おおー!と嬉しそうなメンバーたち。“これからもJAMと心を繋いでいって、今度ランキングがあった時には全部当てにいく勢いで!”と與那城が気合をみせた。

そして河野が“次の曲のぽかぽかポイントを紹介します!次の曲は「WONDERING」から初披露のあの楽曲です。みなさん最高に盛り上がっていきましょう!聴いてください、「We Alright」”と伝えると、全員が待ち焦がれていた初披露だけに、明らかに会場のボルテージが急上昇した。

キックの効いたダンサブルなビートに合わせキレッキレのダンスを繰り広げる。川尻の歌声が響くサビの《We go up, we alright〜》の部分では、手を高らかに挙げ、集まっているところから一気に広がるというダイナミックなフォーメーション展開で圧巻のステージパフォーマンスを魅せる。また、木全、大平、鶴房、白岩が織りなすラップが曲にさらなるエッジを効かせる。羽ばたくようなダンスに力強いそれぞれのヴォーカルが突き刺さり、最後は青白い光に包まれながらビシッとポーズを決めた。

“JAMの皆さん、楽しんでいますか?!”と息切れまじりに豆原が問いかけ、いかに激しいパフォーマンスであったかを認識させる。ここで、『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』Blu-ray & DVDの発売が決定したことが発表され、会場からは大きな拍手が送られた。

佐藤は“クリスマスイブや大切な日は大切な人たちと過ごしたかったので、このライブをさせていただきました。皆のサンタになれたら嬉しいなと思います”と温かい言葉を述べ、豆原は“JAMの皆さんに僕たちのパフォーマンスやぐだぐだトークとか(笑)、こんなに近い空間で一緒にできて本当に嬉しかったです”と笑顔で伝えた。川西は“実はこのクリスマスライブは予定になくて。僕がマネージャーさんにお願いして実現したんですよ”と伝えると、“えっ、まじ⁈”とメンバーからは驚きの声があがった。すると川西は“嘘です!”とニヤニヤしながらネタばらしをして全員から総ツッコミが入る。一番驚いていたという鶴房が渾身のギャグを披露するも見事にスベり盛り上がる中、大平は“またこうやって、どんな会場でも、たくさんのJAMの皆さんと会いたいので、来年はたくさんライブしたいと思います”と意気込みを伝え、白岩は“大事なクリスマスイブの時間を頂けて、一緒に過ごせているのがとても幸せなことだなと思います。徐々にこういった機会を増やしていって、皆さんに直接、感謝や会える時間を増やしていけたらと思います”と、それぞれがJAMへ深い感謝の想いを述べた。

そして温かい空気に包まれたところでショー最後の曲、「WONDERING」からのリード曲「僕らの季節」がスタート。眩しいくらいに煌めく照明が、JO1の一人ひとりをさらに輝かせる。白岩をセンターとしてミドルテンポの曲調に合わせ、イスを使った立体的なフォーメーションのダンスは圧巻だ。ラストサビでは河野と川尻の力強く美しいハモリが会場の天井まで高らかに突き抜けていった。

大きな拍手、揺れるペンライトに包まれながら、本当にありがとうございました!と全員が元気に手を振って、大盛況のうちにショーは終わりを迎えた。


12月15日に行われた『JO1 5THシングル「WANDERING」リリース記念生配信』のイベントレポートも合わせてチェック!

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