１月13日（金）、ジャンルを問わない歌唱力から、“歌怪獣”のニックネームで知られる島津亜矢が、ジャズの殿堂「ブルーノート東京」のステージに立った。

　「ブルーノート東京」といえば、ジャズをはじめとする世界のトップアーティストの熱演を発信してきたジャズの殿堂。ジャズクラブのカルチャーを語るうえで外すことの出来ない同クラブのステージは、そんな歴史の薫りが漂っている。

　オープニングは、映画『ライオンキング』の挿入歌で、ミュージカルナンバーとしても有名な「Circle of Life」で登場。会場の度肝を抜いた。“カバー”のルーツになったという、つのだ☆ひろの「メリー・ジェーン」や、越路吹雪の「愛の讃歌」を歌いあげた後、「ブルーノート東京」のステージのために用意したセットリストということで、ジャズのスタンダードナンバー「LULLABY OF BIRDLAND」や、シルヴィ・ヴァルタンのヒット曲「Nicolas」など、洋楽曲４曲を熱唱。

　後半は、１月18日（水）に発売となった８枚目のカバーアルバム『SINGER8』より、敬愛する玉置浩二の「MR.LONELY」、中島みゆきの「命の別名」などを歌唱し、会場を盛り上げる。ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガの共演が記憶に新しい映画『アリー/スター誕生』の主題歌「Shallow」では、“叫び”にも似た歌声で会場を感動で包み込み、その余韻も冷めやらぬ中、映画『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「THIS IS ME」の熱唱でクライマックス。さらにはアンコールで、ホイットニー・ヒューストン「I WILL ALWAYS LOVE YOU」を歌い、万雷の拍手のなか幕を閉じた。

　会場では、JCB主催の公演で恒例のオリジナルカクテルも振舞われた。こちらは、出演アーティストのイメージに合わせて作られた当日限定のオリジナルカクテル。命名もアーティストが行ない、島津はこのカクテルに「Aya Special～情熱」という名前をつけた。

　今回の公演を終え、島津は“ジャズの殿堂であるブルーノートさんのステージに立たせて頂けるということで、緊張と興奮で、数日前からよく眠れませんでした。リハーサルまでは心配しかなかったのですが、一度ステージに立たせて頂いたあと不思議と気持ちが落ち着き、本番は楽しんで歌わせて頂くことが出来ました”とコメント。

　６月には初の試みとなるポップスコンサートも開催予定。今年は“歌怪獣”の躍進から目が離せない。

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公演情報

『JCB Presents 島津亜矢 Live in BLUE NOTE TOKYO』
2023年１月13日（金）＠ブルーノート東京

＜セットリスト＞
01. Circle of Life
02. メリー・ジェーン
03. 愛の讃歌
04. サン・トワ・マミー
05. LULLABY OF BIRDLAND
06. Nicolas
07. 見果てぬ夢
08. Let It Be
09. あなた
10. MR.LONELY
11. 田園
12. Shallow
13. 今あなたにうたいたい
14. 命の別名
15. THIS IS ME
16. I WILL ALWAYS LOVE YOU

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リリース情報

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