【特集】家族や友人でチャレンジ! アカペラで歌う「クリスマス・イブ」山下達郎

講師:伊藤俊輔(歌スク)出演:同志社大学アカペラサークル One Voices 有志
撮影:コアラプロダクション 文:藤井 徹(Vocal Magazine Web)

『Vocal Magazine Web』12月特集「クリスマスを歌おう!」
ここでは日本の12月を30年近くにわたって彩る大スタンダード、山下達郎の「クリスマス・イブ」をアカペラで歌ってみよう。

講師は京都大学のアカペラサークル出身で、関西を始め日本全国の大学アカペラサークルへ指導を行なっている伊藤俊輔。地元・京都でボイストレーニング教室LogiVoを主宰し、「歌スク」の講師も務める。

伊藤の声掛けで集まってくれた生徒役は、京都の名門・同志社大学のアカペラサークル、One Voicesの2回生と1回生の4人。
彼らには取材/撮影の1週間ほど前に楽譜を送り、個人練習をしておいてもらったが、4人で声を合わせたのは取材当日が初めて。そこから約4時間後には本番の一発録りを行なうことになっている。

果たして、伊藤の指導でどのようにアカペラ歌唱が変わったのか? 順を追ってレッスンの模様をお届けしていこう。

今回の「クリスマス・イブ」アカペラ・アレンジは、人気TV番組『ハモネプリーグ』出場者にも数多くの編曲を行なっている、かくたあおい氏にお願いした。混声4声で構成され、Chorus1とChorus2がおもに女声パート、Chorus3とBassは男声パートとなっている。

主旋律はおもにChorus3が担当するが、場面によってはChorus1とChorus2が取って代わることで音像の変化が楽しめる。ここが魅力であり難しいところでもあるだろう。

ぜひここで一回完成動画を観ていただき、全体の構成や雰囲気を掴んでみてほしい。

【アカペラ】山下達郎「クリスマス・イブ」を4声アカペラで歌ってみた

Chapter1:レッスンBefore

まず、4人での声合わせを行なって、レッスン前の動画を収録した。音程や歌詞は個人練習で確認してきてもらったので、すでになかなかの出来だ!

このあと、伊藤先生がパートごとに音程や譜面の理解などを確認していく。緊張の色が濃かった4人だが、徐々にリラックスしていったようだ。

Chapter2:発声の仕組み

続いては、発声の仕組みについて学ぶコーナーが設けられた。
のどの構造を理解することで、アカペラに適した発声を知ることが目的だ。

まずはのどの構造について。ポイントをまとめてみよう。
①声帯はのど仏の中にあり、のど仏を下げると、のどの中の空間が広くなる。
②ジャンルによってのど仏の位置は異なり、オペラや合唱はのど仏を下げて発声することが多い。アカペラはオペラや合唱ほどではないが、少し下げるとハモりやすい。

のど仏を下げるコツとして、「のどの奥の壁に冷たい風が当たるように息を吸う」ことを提言。その状態から歌い出すことで、アカペラに適した発声となる。声を出す前のフォーム作りがサウンドに影響を与えるのだ。

次に、のど仏を下げる筋肉について。これは胸の裏側に付いている。よく言われる「胸を響かせる」という言葉は、胸に意識を向けることで、のど仏の位置が下がり、振動体である声帯が胸に近づいた結果、胸の振動が増幅されることを意味している。つまり、胸を意識することで深い声が出せるようになるというわけ。

続いて、ゴムの張力で構造体が成り立っているテンセグリーモデルの模型を持っての解説。のど仏はこれと同様に、あごの先や舌の根元、肩甲骨などから、いくつもの筋肉で引っ張られて宙に吊るされている。そして、どの方向の筋肉が引っ張るかによって、のど仏の位置が変わっていく仕組みだ。

中央の椅子に置いてあるカラフルな模型がテンセグリーモデル。

さらに軟口蓋を上げることによって筋肉の引っ張り合いが生じ、のど仏が安定するため声帯が動きやすくなる。「ハリのある声を出すために軟口蓋を上げる」という言葉の意味は「鼻に声を流さない」ということでもある。

そこで、最初にやった「のどの奥の壁に冷たい風が当たるように息を吸う」が効いてくる。これを行なうと軟口蓋が自然と上がり、のど仏が少し下がるという一挙両得の効果があるので、ぜひ試してみてほしい。

ここまで理解したところで、母音をそろえる発声練習を行なって、全員のトーンをそろえていく。母音の発声では前にほんの少し「h」を入れると良い。例えば「あ〜」なら「h(a)=はぁ〜」という感じだ。

Chapter3:発声練習

さらに母音を使った音階練習にステップアップ。
アカペラの発声は深さも必要だが、声の「明るさ」も大事。明るさを作るのは「表情筋」だ。ほほに向かって口角を上げるためには、口元ではなく、ほほを意識しないといけない。口の開き方で響きが変わるため、全員が同じ開き方になるように意識するとトーンが似通ってくる。

真剣な表情で聞き入る
口角を上げるには、ほほを意識する

Chapter4:曲作り

アカペラにおける「曲作り」とは、楽曲へのアプローチを詰めていくこと。
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビなどに分けて、細かいポイントを全員で共有していく作業となる。伊藤先生の要望で、まずは学生だけで相談しながら曲作りをやってもらうことに。

◎学生が出した曲作りのポイント
1:明るいクリスマスというよりは夜のいい感じの雰囲気をイメージする。
2:サビに力を持っていきたいので、直前にクレッシェンドしていきたい。
3:最後のサビの前のセクション《 ♪ まだ消え残る〜》のところを抑えめに。

学生の意見を聞いてうなずいていた伊藤先生から全体の流れへの補足があった。伊藤先生は「イントロは華やかに始まり、落ち着いてAメロに入ってほしい」という編曲者の意図を譜面から解釈。そのために少しイントロを大きく出すことを提案した。

ここからはセクションごとに歌いながら、熱のこもった指導に入っていく。残念ながらここで歌詞は掲載できないため、完成動画の秒数で表記したものを参考にしてほしい。

熱のこもった指導が続く

セクションごとに表現方法を指導

◎イントロ(0:10〜0:29)
◆1音目の前のブレスをそろえると、準備が整いやすい
◆一番上のパート(Chorus1)に合わせて抑揚をつける
◆(楽譜上にはないが)ブレスは8分休符でそろえて一体感を出す
◆4小節目の休符はみんなでしっかり休む
◆《who Silent night,》、《who holy night》はセットで考える
◆6小節目3拍目のアタマで《Silent night,》の《t》を軽く発音する
◆《holy night》の《t》は9小節目の1拍目で軽く発音する
◆Chorus3は《holy night》を軽めに歌う(主旋律ではないため)

◎セクションA(0:30〜0:45)
◆《who クリスマス・イブ》の同じ音が続く部分をメロディアスに
◆《クリスマス・イブ oh》のつっこむリズムを強調する
◆16小節目の《night》はChorus1とChorus3だけが早く次のフレーズに移るので、Chorus1とChorus3は《t》を発音しない。

◎セクションB(0:46〜1:00)
◆追っかけコーラスの音量バランスを調整する(自分が追いかけているときは上げてよい)
◆23小節目《ha____》のところ、声量を一回落としてから上げても良い。遠くから音が聴こえてくるような印象を与えることができる

◎セクションC、D(1:01〜1:32)
◆《まだ消え残る》のところ、ブレッシー(息多め)な感じで。そのあとのブレスをあえて聴かせ、《君への想い》の《き》をゆっくりと発音することで、想いを込める
◆Bassが高くなるところ、自分が“裏メロディ”になったつもりで!

◎セクションE(1:33〜1:55)
◆《we uh》はあくまで繋ぎなので、少し音量を下げる
◆「全員字ハモ」では、ストップ感が出る。縦のリズムが大事!
◆ラスト《ho ah____》の直前に切ったほうが息が足りる。そのためリタルダントがかかった中での2拍目で《t》をそろえる

Chapter 5:本番一発録り

ここまでの曲作りを終えて、また学生だけで15分ほど最終確認の練習をして、いよいよ本番!
全員で気合を入れて挑む。

ここまでのレッスンのダイジェストは、こちらの動画で紹介しています。ぜひご覧になってください。

アカペラで歌う「クリスマス・イブ」レッスン・ダイジェスト

ブレスのタイミングや発音の仕方
抑揚の付け方などを合わせたことで
メンバーの一体感が増し
表現豊かな演奏になりましたね。

本番の演奏を聴いて
素敵なクリスマスプレゼントをもらったような
幸せな気持ちになりました!

伊藤俊輔

レッスンを終えて

あすぴー(Chorus1)
Q:自分のパートで、歌っていて一番楽しいところは?
A:度々登場する《Silent night,》の部分です! ここは歌いやすい音程かつChorus2と特にきれいにハモるポイントなので、歌っていて気持ちよかったです笑!
Q:今回の「クリスマス・イブ」の譜面をもらって、聴きどころはどこだと思いました?
A:何点かありますが、主旋律が移動するところだと思います! 主旋律が移動する楽譜はあまりないので、 初めて楽譜を見たときにそこが印象的でした! 主旋律が移動することで、聴いていて飽きない、おしゃれな演奏になっていると思います。
Q:伊藤先生のレッスンを受けて、自分たちが伸びた、変わったと思った部分は?
A:発声方法です。特にアカペラ向きの息の吸い方を教えていただいたのですが、そこは今まであまり意識してこなかったところなので、今後も意識していきたいです!
Q:この「クリスマス・イブ」をコピーするアカペラグループの人へ、自分のパートと全体での注意するポイントを教えてください。
A:Chorus1の注意点で言えば、25小節目、41小節目だと思います。ここはChorus1が主旋律なので、ほかに比べて声を出すべきポイントですが、音程が高く難しかったです。またこの部分は全員が声量に注意して声を出さないと演奏がつぶれやすいポイントだと思うので、注意が必要だと感じました!

アメリー(Chorus2)
Q:全員で合わせていて、苦労したところは?
A:最初の入りと、最後の41小節目の入りです。うまく決まらないとばらけてしまって歌にまとまりがなくなってしまいました。きれいにそろえられるように全員で何度も練習しました!
Q:伊藤先生のレッスンを受けて、自分たちが伸びた、変わったと思った部分は?
A:レッスンを受ける前は、歌全体が平べったい感じでしたが、伊藤先生に教わったことで歌に深みが出て立体的になったと思います! また今後のアカペラでも活かせるような表現方法を教えていただいたので、活かしていきたいと思います!
Q:全員で合わせていて、気持ちいいところは?
A:サビに繋げるために盛り上げていく部分と、最後の全員で歌う部分です。全員でうまくハモると一体感が生まれると同時に、アカペラをしているのが実感できる箇所です!
Q:この「クリスマス・イブ」をコピーするアカペラグループの人へ、自分のパートと全体での注意するポイントを教えてください。
A:15小節目からの《holy night》の《 t 》はChorus2のみになるので、17小節目の一拍目で《 t 》を発音するように意識し、次の主旋律に繋げることが大事だと思います。また息継ぎのタイミングをそろえることで全体にまとまりが生まれます。そこに注意しながら、楽しんで歌ってください!

エリー黄昏(Chorus3)
Q:伊藤先生のレッスンを受けて、自分たちが伸びた、変わったと思った部分は?
A:発声の方法です。伊藤先生にのどの作りを教わってから各パートの声質が格段に良くなり、ハモリ方もレッスン前とは段違いに変わっていました。
Q:自分が感じるアカペラの魅力は?
A:誰とでもできて、どこでもできるといった点です。アカペラは声だけで演奏が可能なので、自分の身体さえあれば、どこでもできます。例えば、アカペラをやっている友達と旅行に行くと、目的地に行く途中の車の中でもできますしね!
Q:この「クリスマス・イブ」をコピーするアカペラグループの人へ、自分のパートと全体での注意するポイントを教えてください。
A:主旋律とコーラスの音量調節です。主旋律は自分が主役なので、ぜひ自分の歌いたいように声を出してください。しかし、コーラス部分は少し注意が必要です。ほかのパートを聴いて、自分がどの程度で歌えば、全体としてうまくまとまるか考えながら歌う必要があります。そこに注意して歌ってください!

うぇるだん(Bass)
Q:今回の「クリスマス・イブ」の譜面をもらって、聴きどころはどこだと思いました?
A:最後の41小節目で全パート歌う部分からラストにかけてが聴きどころだと思います!
Q:自分のパートで、歌っていて一番楽しいところは?
A:私はベースを担当したので、33〜40小節目のベースの部分でほかのパートとの掛け合いが楽しかったです!
Q:この「クリスマス・イブ」をコピーするアカペラグループの人へ、自分のパートと全体での注意するポイントを教えてください。
A:《Silent night,》のリズムが難しく感じました。パーカッションがいないのでしっかりとリズムをとってあげる必要があります! また、今回の曲はコーラスの主旋律がよく変わるので、そこも把握して歌う必要があると思いました!

全パート練習用動画公開!

各パートのソロとマイナスワンをセットにしました。ぜひ練習してみてください!

Chorus1編
Chorus2編
Chorus3編
Bass編

緊急開催!
みなさんの「クリスマス・イブ」を聴かせてください!

今回のアカペラアレンジ「クリスマス・イブ」を歌って応募してみませんか?
応募締切は、2022年12月23日23時59分まで。 応募は終了しました。
アカペラ動画を撮影して、YouTube、Instagram、TikTokなどにハッシュタグ(#VMWアカペラ)を付けて投稿してください。

応募動画はVocal Magazine Webサイトで紹介させていただきます。

全国の学生アカペラーはもちろん、家族や友人と「ちょっとハモってみよう!」的なノリで応募してください。アカペラ、楽しいですよ! お待ちしております!

応募要項

応募曲:「クリスマス・イブ」混声4声によるアカペラでの歌唱
※今回紹介した4声でのアレンジでの歌唱に限ります。別アレンジでの投稿やパートの人数変更での応募は審査の対象になりません。
※多重録音(一人や二人でも可)、リモートで合わせた映像などもOKです。
応募締切:2022年12月23日23時59分までの動画投稿(その後も投稿は受け付けておりますが、審査対象作はここまでの応募分とさせていただきます)
参加費:無料
応募方法:下記の手順で投稿してください。
①アカペラで「クリスマス・イブ」を歌って撮影してください。
②Vocal Magazine Webの各SNSから、投稿するお好きなプラットフォームを選んで、フォローしてください。
Instagram(vmw_jp)
TikTok(vmw_jp)
YouTube(@vocalmagazineweb9820)
Twitter(@VMW_jp)
③ハッシュタグ(#VMWアカペラ)を付けて投稿してください。


応募作品:Vocal Magazine Webにて随時紹介
審査委員:Vocal Magazine Web編集部、伊藤俊輔

ご投稿いただいた動画(※随時更新)

瑠璃発羽 

◆CubiX 様

◆Kit TuneΔ 様

◆nagataka825 様

◆カペ羅太 様

◆わっさわさ 様

クリスマス・イヴ(4声アカペラカバー)/わっさわさの森

緊急販売!
動画で使用した「クリスマス・イブ」のダウンロード楽譜を発売!

練習して応募したいけど、耳コピできないし楽譜があれば……という方へ。
今回の動画で伊藤先生と学生が使用した「クリスマス・イブ」のアカペラスコアを、コンビニで入手できるダウンロード楽譜にて発売します(400円/税込)。

今回のスコアは『ハモネプリーグ』でいくつもの名アレンジをしてきた、かくたあおい氏が手掛けたもの。しかも各セクションごとに歌唱のポイントを書き下ろしてもらいました! ぜひ練習のお供に入手してはいかがでしょうか。

商品名:「クリスマス・イブ」(山下達郎)混声4声1コーラス・バージョン
購入リンクはこちらから!
Piascore:https://store.piascore.com/scores/176979
ぷりんと楽譜:https://www.print-gakufu.com/score/detail/505609/
アットエリーゼ:https://www.at-elise.com/elise/JPDPRM04245/

さらに緊急発売!
「クリスマス・イブ」アカペラレッスンの完全版を『歌スク』のサイトで発売!

今回の記事で取り上げている、伊藤先生による発声講座、発声練習、曲作りのすべてを収録したレッスン動画の完全版を1、『歌スク』のビデオ講座として販売します。実際に声を出しての指導シーンが多いので、合わせて練習するだけで発声のコツや表現方法などが身につくこと間違いなし!

商品名:混声4声で奏でる「クリスマス・イブ」アカペラレッスン
商品URL:https://uta-school.jp/videolessons/detail/1
価格:1,100円(税込)
収録時間:約1時間

◎コンテンツ(おおよその収録時間)
レッスンBefore(約2分)
Chapter1:各パートの音チェック(ダイジェスト/1分30秒)
Chapter2:発声の仕組み(約13分)
のどの構造を理解してアカペラに適した発声法を知ろう
Chapter3:発声練習(約7分)
ハモリやすい声を作る発声練習
Chapter4:曲作り(約31分)
楽曲へのアプローチを詰めていこう
Chapter5:意気込み(約1分30秒)
Chapter6:本番〜エンディング(約5分)

◎購入方法
1:リットーミュージックのオンライン・ヴォーカル・レッスン『歌スク』(https://uta-school.jp/)への会員登録(入会金・年会費無料)が必須となります。新規会員登録の方は、こちらのフォームからお申し込みください。

2:入会手続きが終了すると「マイページ」が作成されます。マイページ内の「ビデオ講座」をクリックしてください。

3:商品一覧から『混声アカペラ4声で奏でる「クリスマス・イブ」山下達郎』を選択し、購入手続きに進んでください。

4:決済方法はクレジットカードまたはコンビニ払いとなります。

5:購入後、いつでもマイページからストリーミング視聴が可能となります。スマホでも観ることができるので、練習の際にご活用ください。


講師紹介

撮影:伊賀上将司

伊藤俊輔(いとうしゅんすけ)
京都府出身。高校2年の秋から校内のグリークラブに参加する。京都大学法学部に進学後はアカペラサークルに所属。アカペラ一色の学生生活を送るが、自己流で無理な声の出し方をしていたこともあって喉を壊してしまう。京大病院で治療を受けたことを機に発声の猛勉強を開始。卒業後はサラリーマンをしながら関西を中心に全国のアカペラサークルへ赴いて発声の指導を行なう。2016年に京都府職員を辞して、「発声改善専門のボイストレーニング教室LogiVo」を開業。解剖学などの科学的根拠に基づいた論理的な指導が支持され、これまで30を超える企業・団体に対し、ヴォイストレーニング講座を実施。受講者は2,000人を超える。

伊藤先生が主宰!
ボイストレーニング教室LogiVo

体験レッスン受付中!
https://logical-vocal.com/

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