取材・文:飯嶋藍子 写真:豊田和志 動画撮影・編集:N A ï V E 動画撮影:平林大河
(※)印の写真提供:Roland 記事編集:鈴木瑞穂(Vocal Magazine Web)
※YouTube動画はスクロール下にあり※
近年、急速に注目を集めている「ライブ配信」。演奏や歌唱、ゲーム実況、リアルタイムで質問に答えるトークなど、さまざまなコンテンツを通して自分のオリジナリティを表現、発信していくことができる。そんなライブ配信を観て「自分もチャレンジしたい!」と思いつつ、PCや配信機材の準備、煩雑な配線、カメラの充電問題などなど……高クオリティを目指すほど直面するいくつものハードルに、腰が重くなってしまう人もいるのではないだろうか。
令和の歌まねヒロインこと“よよよちゃん”も、現役ライバーであり、充実したライブ配信の追求に日々試行錯誤を繰り返すひとり。今回はよよよちゃんに、スマホに繋ぐだけでテロップや効果音まで使いながら配信ができるRolandのスマホ用配信ツール『GO:LIVECAST』を使ってもらい、“「グッバイ宣言」を歌ってみた”の配信風動画を撮影。撮影の裏側と、よよよちゃんも感心する『GO:LIVECAST』のパワフルな機能について記していく。
スマートフォン用簡単ライブ配信ツール『GO:LIVECAST』
1年半ほどほぼ毎日ライブ配信をしているというよよよちゃん。普段はスマホからそのまま配信することも多いそうだが、「疲れている日のお肌の調子が気になったり、事前に編集したものをお届けするわけじゃないので、画替わりしなくてつまらないかなって思ったりする」と話す。そこで今回実際にGO:LIVECASTを使用しながら“「グッバイ宣言」を歌ってみた”の配信風動画をスマホで撮影。ライブ配信にありがちなお悩みを解消し、さらにひと味違ったライブ配信が実現できる、その機能について紹介していく。
なんと言っても注目すべきはその手軽さ。GO:LIVECASTと、専用アプリをインストールしたスマホをケーブル1本で繋ぐだけで基本のセッティングが完了。ツイキャスを始めとするプラットフォームと同期してすぐに配信をスタートできる(※接続可能なスマホおよび配信プラットフォームの対応情報はRolandのWebサイトからご確認ください)。
外部マイク接続とリバーブ機能
内蔵マイクも搭載しているが、外部マイクとも接続できるので、歌やASMRなど、より音にこだわりたい人は、お好みのコンデンサーマイクやダイナミックマイクを接続してほしい。
さらに、配信時の声をもっと彩りたい!というときに便利なリバーブ機能も搭載。よよよちゃんにもトークの中で「先輩のことが、す、す、、、すき焼き!」という渾身の台詞を届けてもらったが、リバーブによって大事なシーンや決め台詞がいつもの配信よりグッと効いてくる。
また、機材の側面にあるステレオ・ミニ・タイプのLINE IN入力からキーボードや電子ドラムといった楽器の接続や、外部音源を流すことも可能なので、弾き語りや歌ってみた配信を行なう際に活躍しそうだ。
効果音やBGM、画像、テロップなどをボタンに登録
他にも1〜6までの番号が振られたボタンがあり、それぞれにお好きな効果音やBGM、さらには映像や画像、テロップなどを登録することが可能。もちろんスマホアプリからすべての設定が行なえるので、PCでの動画編集経験がない人も、遊び心や演出のある配信を感覚的に実施することができる。
また、アプリには、著作権フリーのBGMや、ハンドクラップ、ドラムロール、歓声などの効果音が豊富にラインナップされている。これにはよよよちゃんも「めっちゃ使いやすそうなんですけど! これ、もともと入ってるんですか?」と驚きの様子。自分でイチから使用可能な素材をリサーチして用意せずとも、GO:LIVECASTの素材だけで配信の空気感や盛り上がりを作り出すことができる。
さらに、「配信中は視聴者さんと直接お話ししているので、初めましての人たちに『この配信者は何をやっている人なんだろう?』と説明できないことが多々ある」と配信のお悩みを話してくれたよよよちゃん。そんなときは、ボタンにテロップや画像を登録し、自分の基本情報を表示しておいたり、配信をスタートしてから視聴者が集まるまでの時間にサムネイルを表示しておくのがオススメ。よよよちゃんも「離席しなければいけないときも、画像がひとつ出ているだけで、視聴者さんもワクワクした気持ちを保てると思います」と語る。
2カメ配信に美肌モードまで
そして、よよよちゃんが「いちばんびっくりした超オススメの機能」と熱弁するのが、同じWi-Fiネットワークに同じOSのスマホを2台繋ぐことで、2カメでの配信が可能になるというもの。これまで、2カメで配信をするにはビデオカメラ2台はもちろんのこと、スイッチャーや専用ソフトウェアが必要、というのが常識だったが、スマホ2台とGO:LIVECASTさえあれば、従来の煩雑なセッティングが超簡略化できる。よよよちゃんも「例えば1台に向かって建前、もう1台に向かって本音を話したりしたら、まだ誰もやっていないような配信ができるかも!」と2カメ配信の可能性に胸を膨らませていた。
また、配信時に気になるのが肌の調子や顔の映り。よよよちゃんも冒頭に話していたとおり、顔の調子が△な日にオススメなのが、GO:LIVECASTのアプリに搭載されている「美肌モード」。ほど良い血色感がプラスされ、毛穴が目立たなくなるこの機能を体感し、「今日はおつかれかも……とか、今日すっぴんだけど配信したい!ってときに活躍しそう」と、よよよちゃんも気に入った様子だった。
GO:LIVECASTでワンランク上のライブ配信を
GO:LIVECASTを使ってみて「こういう機材が1台あるだけで差のつく配信ができるし、私自身、配信がもっと好きになるような機能が詰まった素敵な機材だと思いました!」とよよよちゃん。これから配信を始めたいという人はもちろん、配信がマンネリ化している……という人も、視聴者とのコミュニケーションをより深める立体的な表現を実現させるべく、ぜひGO:LIVECASTを取り入れてみてはいかがだろうか。
GO:LIVECAST商品ページ:https://www.roland.com/jp/products/golivecast/
プロフィール
よよよちゃん
2000年2月16日年生まれ、大阪府出身。”令和の歌まねヒロイン”の異名を持つ、ものまねタレント。大学生活を謳歌していた2021年2月に突如TikTokを開設、1発目に投稿した動画からバズヒットを連発し、スカウトDMをきっかけに翌3月にLINE LIVEでライブ配信を開始し、本格的な活動をスタート。『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』など多数のテレビ番組に出演。
TikTok
YouTube
Instagram
Twitter
LINE LIVE
製品情報
-
Roland GO:LIVECAST
オープン・プライス 市場実勢価格 27,500円(税込)前後 発売中
【SPECIFICATION】
●接続端子
MIC端子:コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)、バランス(ファンタム電源DC 48V、6mA)
LINE IN端子:ステレオ・ミニ・タイプ
HEADPHONE/HEADSET端子:ステレオ・ミニ・タイプ(ステレオ、CTIA)
USB POWER端子:USBマイクロBタイプ
USB SMARTPHONE端子:USBマイクロBタイプ●コントローラー
MICつまみ
PADつまみ
LINE INつまみ
HEADPHONEつまみ●インジケーター
POWERインジケーター●消費電流
330mA●外形寸法
107(幅)×138(奥行)×53(高さ)mm●質量(ケーブルを除く)
180g●付属品
「クイック・スタート」チラシ(保証書含む)
「安全上のご注意」チラシ
Lightning to USBマイクロBタイプ・ケーブル
USB Type-C(TM)to USBマイクロBタイプ・ケーブル
USB Type-A to USBマイクロBタイプ・ケーブル
レジストレーション・カード(USのみ有効)