ヴォーカリストのレコーディングやゲーム実況などの配信には欠かせない、ポップガード(ポッピングガード)。マイクと口の間にセットしてパピプペポなどの破裂音や、息によるノイズを軽減する。実際に使ったことはなくとも、『THE FIRST TAKE』などのレコーディング風景で見たことのある人は多いと思う。
今回発売されるProscreen 101 Customは、米国メーカーSTEDMANの定番ポップガード、Proscreen 101をベースに、ゴム製カバーの縁が付いたモデル。ゴム縁によって、より取り回しがしやすい仕様となっている。メーカー希望小売価格は9.460円(税込)だ。
Proscreen 101 Customは、メタル・ダクトという独自加工により、ヴォーカル録音時にサウンドのみをマイクに伝え、不要な呼気は下側に排気する構造となっている。このため、極端にマイクへと近づいてもポップノイズが発生しない。また、布製のポップガードと比べて高域のロスが少なく原音に忠実な録音が期待できることも特徴だ。
ガードとスタンドを繋ぐ部分にもこだわりがある。グースネックは丈夫なビニールで覆われており、柔軟さを保ちつつ、グースネックを保護。設置中のノイズも低減できる。
クランプ部は柔らかいナイロン製チップを使用しているので、マイクスタンドを傷つけないという細かな配慮が施されているのもポイントが高い。
製品情報
STEDMAN Proscreen 101 Custom
グースネック付きメタル・ポッピングガード
希望小売価格:9,460円(税込)
全長:500mm
重量:165g
製品に関する問い合わせ:日本エレクトロ・ハーモニックス