撮影:上溝恭香
シンガーソングライターの川崎鷹也が、今週発売した初のメジャー・オリジナルアルバム『カレンダー』を背負っての東京・大阪を巡るワンマンライブ『カレンダー、めくる日々に丸をつけた』の初日、東京公演を東京ヒューリックホールで行なった。
『Vocal Magazine web』編集部もこの夜のライブを観覧していたのだが、親しみやすいMCでハートフルな空間を作りながら、バンド編成も交えたパワフルな演奏で楽しませてくれた。本領発揮の弾き語りでは繊細なバラードを何曲も聴かせ、約1,000人の観客に真っ直ぐなメッセージを届けて魅了した川崎。このライブの模様が早くもオフィシャル・レポートとして届けられたので紹介しよう!
オフィシャル・ライブレポート
ライブは全15曲で構成され、1曲目はアルバムタイトル曲にもなっている、「カレンダー」を歌唱。1曲目から川崎のパワフルで魂のこもった歌唱が会場を圧倒。続けて新アルバムに封入されている新譜、「ヘイコウセカイ」、「Young Song」を続けて披露。2021年の集大成と宣言したライブの華々しい幕開けを飾った。
弾き語りのイメージが強い川崎だが、今回のライブはバンド楽曲もある、バラエティに富んだ見ごたえのある構成で、今まで弾き語りで行なっていた楽曲もライブ会場でだけで聴けるバンドバージョンで、プレミアムな一夜となった。
また弾き語り楽曲は、「Answer」、「僕と僕」、「ひとりの戦士」の全3曲を続けて披露。川崎のギターと声だけで勝負する本パートでは、会場全員を川崎ワールドに一気に引き込み、川崎の世界に酔いしれる時間となった。
今週リリースした初のメジャー・オリジナルアルバム『カレンダー』から新曲を全5曲披露(全9曲収録)。川崎の2021年の成長と、2022年への意気込みが見える夜となった。
ライブ終盤で、川崎は“あなた達が居るから歌を歌う理由があります。あなた達が居るから歌を歌えます。今日はありがとう”と語り「またね、ヒーロー」を歌唱して、ライブを締めくくった。
2021年、大きく飛躍を遂げた川崎鷹也。来年2022年はどんな姿を見せてくれるのか、今後も川崎から目が離せない!
公演情報
川崎鷹也ワンマンライブ 『カレンダー、めくる日々に丸をつけた』
2021年12月18日(土)東京・ヒューリックホール東京
2022年1月15日(土)大阪・なんばHatch
◎東京公演セットリスト
01. カレンダー
02. ヘイコウセカイ
03. Young Song
04. 今夜のクリスマス
05. ぼくのきもち
06. Answer
07. 僕と僕
08. ひとりの戦士
09. 魔法の絨毯
10. 君の為のキミノウタ
11. 幸せあれ
12. ほろ酔いラブソング
13. サクラウサギ
14. ありがとう、ありがとう
15. またね、ヒーロー
リリース情報
『カレンダー』川崎鷹也
2021年12月15日(水)リリース
■通常盤(CD)2,600円(税込)/WPCL-13349
■初回限定盤(CD+DVD)3,200円(税込)/WPZL-31924/25
プロフィール
1995年、栃木県生まれのシンガーソングライター。2018年、アルバム『I believe in you』をリリース。一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディラインが魅力。2020年8月、TikTokで「魔法の絨毯」が人気となり、同曲を使った動画が27,000本以上アップされ、トータルの再生回数は約3億回再生中!
総ストリーミング回数も現在1億回を超え、日本レコード協会から「プラチナ認定」を授与! また、Spotify「バイラルTop50」で1位を獲得や、LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクインなどなど、各配信チャートを席巻中!
さらには、新生のアーティストを見つける指標となっているBillboard Heatseekers Songsで、「魔法の絨毯」が通算15回の首位獲得で2021年上半期1位に。そんな急成長中の川崎鷹也がこの冬、遂にメジャー・オリジナルアルバム『カレンダー』をワーナー・ミュージックからリリース。