【インタビュー】ALLIE、ライブ配信活動から紐解くシンガーとしての闘志と歌表現へのこだわり

2024.06.15

ずっと歌いっぱなしの配信スタイル

──YouTubeの初投稿が2020年で、17LIVEを始めたのが2022年の8月ですよね。ライブ配信を始めたきっかけは何だったんですか?

ALLIE それもその事務所の方に「絶対ライブ配信やったほうがいいよ」って薦めていただいたんです。でも最初はけっこう腰が重かったというか、チラッと他の方の配信を覗いたことがあったんですけど、リスナーさんたちに笑顔を振りまいたりするのを見て、「これ、自分にできるのかな」っていう不安はありました。

──配信を視聴させていただいたのですが、トークをほぼ入れず、ずっと歌い続けていますよね。曲数で言うと30曲ぐらいの大ボリューム。歌にフォーカスしたスタイルは最初から決めていたんですか?

ALLIE そうですね。初期の頃は操作がまるでわからなかったので、 リスナーさんに教えてもらいつつ歌う感じだったんですけど、ある程度やり方がわかってからは、基本的にバンバン歌ってます。でもリスナーさんの中には、私がどんな人間なのか知りたいとか話したい方もいて、「もうちょっとしゃべったら」って言われたりするんです(笑)。ただ口ベタなところがあってフリートークがあまりできないので、基本的にはずっと歌いっぱなしっていう感じですね。

──そんなALLIEさんの配信は多くの方の支持を集め、17LIVE内の数々の音楽イベントを勝ち抜いていますね。勝つための秘訣と言いますか、心がけていることを教えてください。

ALLIE 秘訣かぁ……。12月に特定の無料ギフトを集めるイベントがあって、そのときは長時間配信をつけたりとか、 「自分でここまでは行きたい」、「1位になりたい」ってとにかく口に出してリスナーさんたちに熱意を伝えていました。目に炎を灯すじゃないですけど、「コイツどのぐらい本気なんだろう」とか、そういうところも見てくださっていると思うんです。

──なるほど。2023年はリアルイベントへの出演権を獲得し、ステージで歌う機会も多かったですね。例えば5月に六本木ヒルズアリーナで開催された『ライバーフェスティバル』では、レディー・ガガの「Shallow」を披露しました。堂々と歌い上げる姿が印象的でしたが、あまり緊張しないですか?

ALLIE いやぁ、あのときはめちゃくちゃ緊張してましたね。映像だけ観た方からは「すごいね」「堂々としてたね」って言われるんですけど、普段の配信を観てるリスナーさんや、会場で聴いてくれた方々からは「めっちゃ震えてたで〜」みたいに言われてしまって(笑)。本当にその通りで、17LIVE内の音楽イベントで獲得した初めてのリアルステージだったので、出させてくれたリスナーさんのこととか、 失敗したらどうしようとか、そういうことが一気に頭の中を駆け巡ってカチコチでした。

Instagram ハイライトより:
レディー・ガガ/「Shallow」

https://www.instagram.com/stories/highlights/17870126039863605/

──リアルで歌を届ける感覚は配信と違う部分もありますか?

ALLIE やっぱり違いますね。アドレナリンがめっちゃ出てるのがわかるし、それで普段出ないような声量がバーッて出たりとか、 逆にAメロBメロは緊張でなかなか声が出なかったりとか……。ああいう生のステージは普段とは全然違う精神状態なので、それがまたライブの良さになると思ってます。

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