【インタビュー】Little Black Dress　歌謡ロックをベースにさまざまな表情を見せるメジャー1stアルバム、『AVANTGARDE』を語る！（撮り下ろしグラフ多数）

2025.07.29

取材・文：藤井徹（Vocal Magazine Web）
撮影：松井伴実

教えて！ヴォーカリストのこだわり

──喉のケアはどんなことをしていますか？

LBD　とにかく保湿ですね。ドリンクはレコーディングでは２種類飲んでいて、温かいルイボスティーか緑茶と、常温のお水です。お水だけじゃなくて、緑茶とか茶葉の成分があったほうが唾液が出やすいかなって。

──ライブ前の発声ルーティンは？

LBD　まず身体を温めること。家で高い温度のお風呂に短い時間、汗が出るぐらいまで浸かって、そのあとラジオ体操をします。筋肉をほぐす体操とか走ったりとか、いろいろ試した結果、ラジオ体操が一番程よかったんです。発声練習については、リハーサルでけっこう（喉を）使ってしまうので、リハ前に声を出すというよりは、筋肉をほぐす程度にリップロールをやったりとか、「ニェニェニェ……」でメロディを歌ったりします。

──レコーディング時の歌詞カードへの書き込みは？

LBD　メチャクチャ書き込む派です（笑）。リズムについて書くことが多いですかね。アクセントを入れるところなどです。「クレッシェンドする」とか、「ここは３小節で切る」なども書き入れます。あとは感情系も書きますね。「ここはこういう気持ちで」とか、そういうアバウトな感じ（笑）。OKテイクを選ぶ作業のときにニュアンスが違い過ぎたりすると、「もう１回歌わないといけないんじゃない？」となってしまうので、なるべく歌い方は決めてやっています。

リリース情報

メジャー1stアルバム『AVANTGARDE』Little Black Dress
2025年７月23日（水）リリース

『AVANTGARDE』特設サイトhttps://cnt.kingrecords.co.jp/AVANTGARDE

【収録曲】
01. アヴァンギャルド
作詞・作曲：遼　編曲：塚田耕司／遼
02. PLAY GIRL
作詞・作曲：遼　編曲：笹路正徳
03. Lonely Shot
作詞・作曲：遼　編曲：曽我淳一
04. 十人十色
作詞・作曲：遼　編曲：宮永治郎
05. メッチャいいじゃん！
作詞・作曲：遼　編曲：曽我淳一
06. チクショー飛行
作詞・作曲・編曲：遼
07. 猫じゃらし
作詞・作曲：遼　編曲：曽我淳一

商品情報

①『AVANTGARDE』
＊CD ONLY
商品番号：KICS-4211
価格：￥2,800（税込）
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICS-4211/

②『AVANTGARDE』KING e-SHOP限定SET
＊CD＋KING e-SHOP限定オリジナルTシャツ
商品番号：ECB-1790/1791
価格：¥6,800（税込）
https://kingeshop.jp/shop/g/gECB-1790/

■オリジナルTシャツ
綿100％
5.6oz

Mサイズ：身丈70　身巾52　肩巾47　袖丈20（cm）
Lサイズ：身丈74　身巾55　肩巾50　袖丈22（cm）

CD封入特典
※初回プレス分のみ封入
・応募抽選シリアルコード

プロフィール

Little Black Dress

1998年11月３日生まれ、岡山県出身のシンガーソングライター。
４歳の頃からミュージカルを習い始め、歌うことが好きになり、表現者になりたいと思い始める。
幼少期に家族が聴いていた歌謡曲に強く影響を受け、高校１年の春に叔父からギターを譲り受けたことをきっかけに、「弾き語り」と「ライブ活動」を始める。高校２年生の頃から制作活動を始め、今ではLittle Black Dressならではのジャンル、「歌謡ロック」を追及するようになる。
2016年春に上京し、奈良県・春日大社で開催された＜MISIA CANDLE NIGHT＞のオープニングアクトへと抜擢。当時、春日大社の公演に訪れていたクリエイティヴディレクター信藤三雄氏に“Little Black Dress”というアーティスト名を授かり、Little Black Dressとしてのキャリアをスタートさせた。
以降、日本武道館での「MISIA平成武道館」などでオープニングアクトを務め、2019年５月１日に「双六 / 優しさが刺となる前に」で東京レコードよりインディーズデビュー。 2021年に「夏だらけのグライダー」でメジャーデビュー。その後も楽曲制作、ライブ活動等積極的に行なっている。